海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】猛毒・セアカゴケグモに2度も局所を噛まれた男性(豪)

「外に設置されている簡易トイレに入ったらまた毒グモに噛まれたんだ。しかもペニスのまったく同じ場所を2度もだよ。仕事柄どうしても簡易トイレを使うことがあり、5か月前の忌まわしい記憶がよみがえったけれど、同じことはもう起きるまいと思って入ったんだ。自分の運の悪さを呪うしかないね。」

そう話す男性は豪シドニーに暮らす21歳の“ジョーダン”さん(それ以上の情報は明らかにされず)。5か月前にシドニーのある建築現場で簡易トイレを使用したところ毒グモにペニスを噛まれて大変な思いをしたが、このほど別の場所でまったく同じ経験をしてしまった。現場の同僚が彼をシティ・オブ・ブラックタウンの病院まで運び、手当てを受けたため大事には至らずに済んだという。

英メディア『BBC』が伝えているところによれば、問題の毒グモはオスで体長10mm、メスで体長3~5mmという小型の「セアカゴケグモ」。メスは背面から尻にかけて赤いひし形模様が2つ並んでいることが特徴だ。オスは全体的に白っぽいが腹面に赤い模様を持つという。噛まれると痛みと腫れを生じ、続いて発熱、発汗なども現れるが重症化することは少ない。治療には抗血清が使用される。

なお毒グモの話題が近年非常に増加しているのがイギリスで、輸入バナナから「フォニュートリア・ドクシボグモ」がたびたび発見されている。これはガラガラヘビの30倍という強力な毒を持っており、噛まれると呼吸困難や神経麻痺症状が現れ、抗血清の投与が遅れれば死亡する例もある。また「ニセゴケグモ」の被害も多い。指を噛まれて壊死したために切断を余儀なくされる者や、処置が遅れて壊死性筋膜炎で命を落とす場合も。特に外より室内の温度が高くなるこの時期、キッチン、温室、トイレ、ブロック、窓枠、玄関ポーチ、ロフト、ガレージなどに潜んでいることがあるという。

出典:http://www.bbc.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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