毎回テーマが違うオーディションに若手芸人が参加して、ネタを披露するバラエティ番組『有田ジェネレーション』。7月25日深夜の回「次世代女芸人オーディション」にてヒラリー・クリントン氏のモノマネを披露した石井てる美は、MCの有田哲平（くりぃむしちゅー）をはじめ、ケンドーコバヤシら審査員から大絶賛されていた。彼女によるとクリントン氏のモノマネは2年ほど前からやっていたが、当時は「誰だかわからない」との声が多かったという。だが2015年にクリントン氏が大統領選に出馬表明してから、お笑いライブの反応が徐々に良くなってくる。同番組のオーディションにも合格し“有田ジェネレーションズ”入りした彼女は、大統領選の盛り上がりと相まって「今年ブレイクするのではないか」と言われている。

石井は現在33歳、東京大学工学部卒業・同大学院修了そしてマッキンゼー勤務という経歴を持つ。誰もがうらやむエリートコースから外れ、憧れのお笑い芸人へ27歳で転身した。TOEIC990点（満点）と英検1級の英語力を生かし、英単語の語呂合わせや言いづらい言葉を英語っぽく言うフリップ漫談、前述のヒラリー・クリントン氏のモノマネコントなど地道に芸を磨いてきた彼女に今年、やっと大きなチャンスが巡ってきたようだ。

11日の『石井てる美（terumi_tellme）ツイッター』には、大統領選第1回テレビ討論会のクリントン氏と出で立ちがそっくりと話題になったカズレーザー（メイプル超合金）との2ショットが投稿された。メイプル超合金も『有田ジェネレーション』の前身番組『有田チルドレン』によく出演し、自ら「有田チルドレン出身」とも公言している。石井も“有田ジェネレーションズ”入りを足がかりに、旬のヒラリー・クリントン氏のモノマネでブレイクすることができるだろうか。

出典：https://twitter.com/terumi_tellme
（TechinsightJapan編集部　みやび）