エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】長州力の言葉「俺にパイプイスを持たせるとマジで危ない」 対戦した真壁刀義が実感

10月13日に放送された『秘密のケンミンSHOW&ダウンタウンDX合体3時間スペシャル!』(日本テレビ系)で『ダウンタウンDX』の部にプロレスラーの真壁刀義と棚橋弘至がゲスト出演した。真壁は1996年に新日本プロレスへ入ってからしばらく活躍できず、長州力の雑用係をしながら前座を務める時期があった。

長州力は1980年代に新日本で「革命戦士」と呼ばれて人気を確立し、その後はジャパンプロレス旗揚げ、全日本参戦と活躍する。さらに新日本のリングに戻り「新日本VS長州軍」による抗争を経て1988年7月、アントニオ猪木にフォール勝ちして新日本の中心的存在となる。1998年1月4日の東京ドーム大会で引退するが、2000年7月には大仁田厚の挑発に乗る形で現役復帰している。現在も新日本の道場で定期的にトレーニングを行っているらしい。

長州のそうした歴史のなかで、真壁が対戦したのはおよそ8年前という。バリバリのヒールレスラーだった彼は一回引退している長州を相手に「この野郎こっちもハンパじゃねえぞ」と舐めてかかった。ところがパイプイスを振りかぶった真壁のみぞおちに長州のキックが突き刺さる。真壁は「あの人、つま先で蹴るんですよね」とその痛みを思い出すと「“嘘でしょ!”と背中を丸めたところに、落としたイスを拾って(長州が)バーン」と叩きつけたという。

最近はパイプイスを使う反則攻撃を目にすることも少ないが、レスラーの力で叩くと座る部分はすぐに壊れてしまうものだ。ところが真壁によると、長州は「座るところがポロッととれてもフレームの状態で叩くのでフレームがへし折れちゃって」と最も痛い攻撃を仕掛けてきた。当時の試合の様子がカットで映し出されると生々しい2人の姿に共演者たちも息を飲んだ。真壁が「この時俺、首2回まわってますからね」と言うと「えー!」と悲鳴にも似た声が沸いたが、“首が回る”は誇張だろう。

しかし、その真壁が長州の表情に気づき「見てくださいこの笑ってる顔っ、こわー! やばいですよ!」と引いたのは本音と思われる。当時はリングの上で頭をよぎった「俺にパイプイスを持たせるとマジで危ない」という長州の言葉をスタジオでも改めて実感したのではないだろうか。

イケメンレスラーとしてプロレスファンの女子“プ女子”ブームに火をつけた棚橋弘至によると、真壁刀義も女性限定のスイーツイベントを開催してプロレス人気に貢献しているという。「強面なんですけど、真壁さんすごい頑張り屋さんなんですよ」と言われて照れていた。

出典:http://ameblo.jp/sweetsmakabe
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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