このほど18歳のジェイデン・スミスが仏誌『Numéro』の取材に応じ、自身につきこう語った。

「ある時期、俺は黒色の物しか身につけなかったんだ。」
「そして太陽から身を隠したものさ。理由は俺がヴァンパイアだったからだ。」
「あ、これは事実だぜ。当時の俺は太陽には体を晒せなくてね。だから常に黒のトレンチコートを着ていたんだよ。」

しかし時を経て、今の彼は“脱ヴァンパイア”状態にあるという。

「そう、もう違うよ。ヴァンパイアじゃない。今はもっと明るい色の物も着用するし、日光の降り注ぐ中、外出だってできるんだ。」

こうして“元ヴァンパイア”になったジェイデンの今後の夢とは？

「この世をより良いものにしたい。望みはそれだけ。死ぬ前に自分の足跡を残したい。人々にこう言われたいんだ。『彼が誕生した頃はあんな世界だったのに、死ぬ頃にはこんな風に変わった。彼はもういないけど、感謝しなきゃ』ってね。」

そして今は、自分の長所を極めるべく頑張っている最中だという。

「音楽、映画、写真、その他いくつかの分野に狙いを定めたよ。自分の長所はよく分かっているんだ。個人的な目標ってのは、まだないんだけどね。」

エキセントリック路線を爆走中のジェイデンにつき、父ウィル・スミスはラジオ番組で「完全に怖いもの知らず」「親としては本気で恐ろしいと思うことがある」とコメント。ジェイデンはそれでも「かのガリレオだって、クレイジーって言われていたんだぜ。なあ、俺の言ってる意味が分かるだろ？」とアッケラカンとしていたが、今回の「以前はヴァンパイアだった」という発言についても、ウィルが感想・意見を求められそうだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）