エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】卓球・水谷隼選手「常に干されかけてきた」 リオ五輪でのガッツポーズを反省 “愛ちゃん”の女子力アップも証言

この夏を盛り上げたリオ五輪で水谷隼選手が勝利後に見せたガッツポーズに対して、8月14日放送の情報番組『サンデーモーニング』で野球評論家の張本勲氏が「手は肩より上に上げちゃダメ」「“やっつけた”というような態度を取っちゃダメ」とコメントした。それについて視聴者から賛否が飛び交うなか、水谷選手は「相手も命を懸けて来る、戦場ですから」と理解を求めていた。

世間がリオパラリンピックで沸く季節となった9月15日に放送された『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にその水谷隼選手が登場、「全然可愛いじゃん! 波田陽区に似てないよ! テレビで見てたより可愛いかも!!」というマツコ・デラックスの圧に怯えつつも、胸につかえた不満をぶちまけた。

卓球界でメディアが取り上げるのは、ほとんどが福原愛選手や石川佳純選手といった女子選手ばかりだ。水谷選手はそうした状況におよそ10年間も嫉妬し続けたという。なにしろ男子選手も同様にインタビューや撮影もあるのだが、テレビ放送で使われるのは「100分の1くらい」でまずお目にかかることがない。ある時は、テレビカメラのランプが点灯していたので「どうせ使わないのだから、光らせる必要ないでしょ」と皮肉ったほどである。テレビ局のスタッフは「いやいや使うから」と笑っていたが、やはり放送されなかったそうだ。

水谷選手は以前から「卓球男子を盛り上げたい」と努力してきた。ロンドン五輪では「襟足を金髪」にしてアピール、ブログで「今年は“ヒール水谷”でいきます」とのビッグマウス発言で嫌われ、インタビューでは先輩を“くん”づけ呼びにして怒られたこともある。彼は「卓球男子のルールをことごとく裏切った」「常に干されかけてきた」と今でこそ笑うが、実は良かれと思いやったことなのだ。そしてその最も大きなアピールが暗いイメージを払拭するための“ガッツポーズ”だった。

彼の母親によると「子どもの頃は目立たなかったのにガッツポーズを見た時は驚いた」という。水谷選手は「意識して、オリンピックだからこそやった」と両手で派手にガッツポーズしたことを説明しつつも「転がったのがちょっとまずかった」とカメラからフレームアウトしたことにこだわる。「そこは(記録に)残るのに、何で顔だけ(画面の外に)出ちゃったのかなっ、ていうのがすごい後悔しています」と本音を明かすと、矢部浩之(ナインティナイン)も「反省点やな」とうなずいていた。

そんな水谷選手だが卓球女子の選手とは仲が良く、一緒にご飯に行ったりもするという。彼が10年間不満を持っていたのはあくまでも女子選手ばかり取り上げるメディアの姿勢なのだ。今回の活躍で男子選手にも光が当たったことについてマツコが「手の平の返し方に、人間って怖いと思っただろ?」と問うと「すごいですよ本当に!」と呆れたように微笑んだ。

また、結婚した福原愛選手の話題になると「最近、女子力が上がったな」と感じることが増え「練習に化粧をしてきたり、短パンが急に短くなった」と明かす。スカートの横に少しスリットが入っていた時には「男性の心がわかってきたな」と確信したそうだ。

「強いだけでなく卓球をもっとメジャーにしたいというのが小さい頃からの夢だった」という水谷隼選手。これからは男女の卓球選手でどんどんメディアに出てくれるのではないか。

出典:https://twitter.com/mizutani__jun
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

ハライチ澤部にも似ていると言われた水谷選手(出典:https://twitter.com/mizutani__jun)

1 2