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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】水道水だった『アクアフィーナ』に消費者怒り「それなら値下げしろ」(米)

ボトルウォーターにおいては世界トップブランドの「AQUAFINA(アクアフィーナ)」。これが天然水だと思ったら大間違い、なんとただの水道水であった。長く浮上していたその疑惑について少し前にメーカーのペプシコ社が認めたものだが、消費者の間からは「水道水ならもっと安い値段で出せたはずだ」との不満の声が続出しているもようだ。

採水国はアメリカ、炭酸成分はゼロとされるも、採水地についてこれまで具体的な説明がなかった「AQUAFINA(アクアフィーナ)」。大変飲みやすい軟水で赤ちゃんのミルク作りに使用していたというママも多く、世界約30か国以上で愛されてきた。しかしその水を“天然水”だと思っていた人は残念ながら勘違いをしていたようだ。

『USA Today』紙は少し前、メーカーのPepsiCo(ペプシコ)社はかねてから出ていた“ただの水道水ではないか”との疑惑を肯定し、そのラベルに水道水由来であることを示すP.W.S.(Public Water Source)という文字を入れることになったと報じていた。水道水となると非常に原価が安いため、メディアは消費者を代表して「私たちは騙されていた。原価の2000倍もの額をその水に支払ってきた」としてメーカーを強く叩いていた。

またペプシコ社にそのことを問いかけた米インターネットメディアの『inverse.com』は、2か月近く経ったこのほどやっと広報担当者からの回答を得たと伝えた。「“Hydro-7”という7ステップからなる精巧な濾過システムを採用しているため、品質や飲みやすさには相変わらず大きな自信を持っている」というポジティブな内容であったという。なおこの件に関しては、ほかにコカ・コーラ社の「Dasani(ダサニ)」も原料が水道水であったことをすっぱ抜かれている。

美容や健康のために水をタップリと飲めと言われるなど、現代において水の販売はビッグビジネスである。人々を騙すような紛らわしい表示で“天然水”と勘違いさせているボトルウォーターは意外にも多い可能性があり、その場合はもっと安い価格での販売を考えるべきであろう。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)