海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ホームスクーリングのみ。11歳天才児が3つの「準学士号」を取得。(米)

何歳になっても向学心を忘れたくないもの。勉強に関して「今から始めるのでは遅すぎる」とは考えたくないものである。だがこのたびはその逆。勉強を始めるのに「幼すぎるということはない」という話題をご紹介したい。

アメリカの教育熱心な親たちの間で、たびたび話題になっている“ホームスクーリング”という選択肢。教師が自宅を訪れ、その子のペースに合わせて個人的な興味、関心を積極的に取り入れながらプライベートな指導をしてくれるもので、利用する側の理由は売れっ子の子役、誘拐やパパラッチの取材を回避したいセレブの子、闘病やイジメなど様々である。そしてもうひとつのケースが、あまりにも優秀なため学校での集団的な学習では物足りないという天才的頭脳を持った子である。

この画像はインドのメディア『indianexpress.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。カリフォルニア州サクラメント生まれのインド系米国人であるタニシュク・アブラハム君(11)は、熱心なホームスクーリングを経てこのほどサクラメントの「アメリカン・リバー・カレッジ」という短大を卒業。数学、科学、外国語における準学士号(日本でいう短大卒と同等)を取得したという。1,800名の卒業生にひとり交じっている小柄な少年は大変な注目を集めたもようだ。

タニシュク君は幼稚園の頃から“神童”と呼ばれるようになり上位2%という高IQを有する人物のみを対象とする“メンサ”の会に4歳にして仲間入り。優れた指導者によるホームスクーリングを7歳で開始し、ぐんぐん才能を伸ばして昨年3月に高卒の学力を認定する国家試験に合格。“最年少で高校を卒業”とメディアでも大きく報じられ、オバマ大統領から祝福の手紙を受け取っていた。ちなみに将来の夢については「医者になりたい。でも医学研究者かこの国の大統領にもなりたい」と話しているという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)