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ニュージーランドに住む南アフリカ人の男性が、太りすぎを理由に就労ビザの更新を拒否された。男性は6年前に160キロだったが、問題なく入国している。だが30キロ痩せた現在、肥満と判定されてしまった。ビザが更新されない場合、国外退去処分となる。
南アフリカ人男性は、6年前から妻と共に仕事でニュージーランドに住んでいる。滞在には就労ビザで入国しており、毎年更新しなければならない。今年も更新のためにニュージーランドの入国管理局へと出向いた2人は、驚くべき事態に直面する。男性のビザ申請が許可されなかったのだ。理由は保健医療担当者が「標準的健康とは言いがたい」と見なしたからだった。
男性の体重は現在130キロ。しかし、6年前にはなんと160キロもあったものの、何の問題もなく入国した。毎年のビザ更新でも何も言われなかったのに、今年に限ってなぜ許可がおりず、国を出なければならないのかと落胆している。
入国管理局によると、男性は肥満による糖尿、高血圧、心臓疾患、閉塞型睡眠時無呼吸などを併発する危険性が著しく高いため、今回の滞在許可を出さなかったという。「ニュージーランドの医療コストを最小限にするためにも、移民者は標準的に健康であることは重要である」と述べている。
最近の経済協力開発機構(OECD)によると、ニュージーランドの肥満はアメリカ、メキシコに次ぐ第3位となっており、肥満対策に躍起になっているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)