エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“東京に魂を売った芸人”はFUJIWARA・藤本敏史。大阪人の多くが回答。

テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』で、大阪人が東京に移り住んだ者に「東京に魂を売った」と辛くあたる風潮について取り上げた。番組が大阪で聞き取り調査をしたところ、大阪の芸人が拠点を東京に移した場合にもその変化を厳しく指摘されることが分かったのだ。

大阪の人々の個性は全国でも際立ったものがある。たとえば小さな子どもでも“ノリツッコミ”を心得ており、街頭で突然振っても反応してくれるのだ。テレビ『秘密のケンミンSHOW』では“ヒミツのOSAKA”と題して、度々そうした府民性を取り上げている。

3月21日の放送では、大阪から東京に移り住んだ者が帰省すると何かにつけて「東京に魂を売りやがって」と指摘する風潮について調査した。東京に住む大阪人に尋ねたところ、「コートの襟を立てただけで『魂売りやがった』と言われます」、「頭にサングラスをのせただけで『魂売った』になりますから」など多くの証言がとれた。

一方、大阪の街で「東京に魂を売った芸人とかもいますか?」と尋ねると、「NON STYLEの井上! 東京に進出して髪型がかっこつけてる」、「千鳥ですね、東京に媚びてる。最近、大阪で写真撮らせてと言ったら『プライベートやから』と断った」など数々の指摘があった。

そんな中で群を抜いて多くから『東京に魂を売った』とされたのが、FUJIWARAの藤本敏史だったのだ。「ユッキーナと結婚したのがそもそも東京に魂を売ってる」、「ディズニーランドでミッキーの耳つけたりしてるし。ユニバ(USJ)でええやん!」と批判が尽きない状況だ。

しかし藤本の相方である原西孝幸については、「あの人はおもろい。背骨抜いてふにゃふにゃになるやつとか…」と好評だった。全国放送のバラエティ番組では藤本の露出が多いが、大阪ではFUJIWARAとして原西と活動したほうが風当たりは強くないのかもしれない。大阪芸人にはそうした苦労もあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)