エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】アンガ・山根の“愛のムチ”効果か? 「文章が面白くない」波田陽区のブログが注目度アップ!

毎年必ず現れる“今が旬”といわれる芸人たち。経験者の若林正恭(オードリー)によると「勝負は売れている9か月間」だといい、この間に番組スタッフの信頼や期待に応える仕事ができないと次から声がかかることは難しいという。

9月27日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、今年の旬芸人の代表であるスギちゃんを前に若林が、熱く真剣に“一発屋にならない方法”について説いた。オードリーとスギちゃんは互いに売れない頃、地方営業でよく一緒になった仲間である。スギちゃんへのアドバイスは、若林自身が照れるくらい“大真面目”なものになっていた。

「売れているうちに、別の自分を見せておく」。既に持っている資格や趣味、無ければ昔から興味のあることを新たに勉強しなおしても良いのだ。とにかく“○○ができる芸人”だというアピールをブレイク中に、番組スタッフへ向けて行うことが大切だと、若林は力説する。

そこで山根良顕(アンガールズ)が、堰を切ったように喋り出した。同じ所属事務所の後輩芸人、波田陽区についてである。波田は2005年頃に「ギター侍」のネタで大ブレイクしたが、現在その姿をテレビ番組で見ることはほとんど無い。山根は売れている頃の波田に、「何か好きなことを、掘り下げて勉強しておけ」と何度も助言していたそうだ。だが、彼は将来も“何とかなるだろう”と悠長に構え、結局何の勉強もしなかったらしい。山根は「だから今、家にいることになっているんだ」、「波田はダメだ…」と、後輩に手厳しい意見である。

スタジオからは「なぜそんなに波田に厳しいの?」との声があがった。山根は「(波田と)一緒に仕事がしたいんですよ」と、語気を荒げる。可愛がっている後輩を心配し、叱咤激励しているのだ。さらに波田がまめに更新しているブログについても、「子どもの写真とか載せるのは良いんですけど、文章が面白くないんです!」と、山根のダメ出しは続いた。

すると“山根効果”だろうか。放送終了後、波田のブログのコメント数がいつもの10倍以上に増えている。山根の発言を聞いて多くの人が、波田のブログを閲覧しにきたのだ。「やっぱり文章がつまらないですね」とのコメントも、うれしいではないか。今度こそ山根の思いが、波田に届いて欲しいと思う。
(TechinsightJapan編集部 みやび)