writer : tinsight-takazawa

ペットに“幸せ”感じる飼い主は97%「帰宅した時の歓迎ぶりは家族以上」「涙の匂いを嗅ぎ慰めてくれる」

最も多かったのが「1年に1回程度(28.8%)」、続いて「3か月に1回程度(20.0%)」、「6か月に1回程度(19.4%)」という結果に。「1か月に1回程度(10.2%)」を合わせると、約半数が半年に1回以上動物病院に行くことになる。近年では飼育環境や医療技術の向上によりペットの長寿・高齢化が進んでいる。それに伴い病気やケガでの通院や、予防接種を受けるなど動物病院に行くケースが増えている。一方でペット保険に加入している飼い主は28.8%と約3割にとどまった。

どのぐらいの頻度で病院に行くか

このように食事や健康に気を配りながらもペットを飼うのはなぜなのか。「ペットと過ごしている時、幸せを感じるか」の質問では、「感じる(69.4%)」「どちらかというと感じる(27.6%)」を合わせると、なんと97%の人が幸せだと感じているという事実が明らかに。さらにペットがどのような存在なのか聞いたところ、8割近くの人が「家族(76.4%)」と回答した。

ペットはどのような存在か

そのペットとのエピソードでは、心温まる回答が寄せられている。

犬の飼い主からは「甘えん坊で夏の暑い日でも、体のどこかしらを人にくっ付けてきてごろんと寝る」(神奈川県・38歳女性)、「帰宅した時の歓迎ぶりは家族以上」(東京都・61歳男性)、「日本全国周って色々なところに一緒に行きました」(岡山県・33歳女性)、「学生時代に家を離れ一人暮らしをしていたが、たまに実家に帰ると玄関に入った瞬間から飛びついてきて喜んでくれた。しばらく会っていなくても忘れられていないことがとても嬉しかった」(静岡県・39歳男性)、「悲しい時に涙の匂いを嗅ぎに来て慰めてくれる」(広島県・31歳女性)。

猫の飼い主からは「自分の体調を気使ってくれる。 いつも寄り添ってくれる」(東京都・54歳女性)、「夏で暑くても膝の上でくつろぐのを見ると癒される」(京都府・64歳男性)、「亡くなった先住猫が、猫との生活はこんなに楽しいということを教えてくれた」(東京都・59歳女性)、「悲しみに暮れていた時、肘を軽くたたいて励ましてくれました」(東京都・39歳女性)、「長く一緒に暮らすうちに意思疎通ができるようになった」(東京都・66歳女性)。

ほとんどの飼い主に幸福感をもたらしているペット。単なる動物ではなく大切な存在と言えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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