海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】出会い系で知り合ったフィリピン人女性をアメリカに呼び寄せ、奴隷扱いした高校教師

室内はゴミが山積みで腐食した食べ残しが散らかっていたという。またその日の夜にマザーシードは女性の体に触れようとしたが、拒まれたことから暴力を振るった。

その後も親子はマザーシードの命令で自宅の掃除や食事の用意などをしていたが、テレビを見ることさえ許されず「言うことに従わなければフィリピンに送り返すかさもなければ食事抜きだ」と常に脅されていたようだ。

感謝祭の日には手の込んだ食事を用意したにもかかわらず、同じテーブルに座ることは許されなかった。女性の息子が発熱を起こした時、マザーシードは病院に連れて行くこともなかったそうだ。

そして奴隷のような生活にたまりかねた女性は昨年12月、マザーシードが仕事で自宅を留守にしている最中に警察へ通報し、避難施設へ移ることができた。この女性の供述により、マザーシードは起訴されることとなったのだ。

しかし『Today’s TMJ4』の取材で、マザーシードは「私はそんなことはやっていない。全て彼女の嘘だ」と主張し「これは(女性による)移民詐欺だ」とも訴えた。

マザーシードは罪状認否の後に保釈金を払って釈放されたものの、勤務していた学校からは無給休暇を言い渡されている。なおマザーシードが有罪判決を受けた場合、最長90年の懲役と30万ドル(約3200万円)の罰金に科せられる可能性があるという。

画像は『New York Post 2019年9月5日付「Wisconsin teacher accused of enslaving Filipino woman, her son」(Milwaukee County Jail)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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