エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】NGT48はどこを目指す? 村雲颯香が“卒業公演”で胸が痛むメッセージ「何が何だか分からなくて悩んだ」

4月22日にツイートした思いとの葛藤が感じられる。

彼女はそのように悩んでいる頃に考え抜いて、新しい夢に向かう自分を鼓舞する気持ちもあり卒業を決意したという。その上でメンバーの視点から「これまでのNGTが変わらなければならなかった部分、足りていなかった部分は相手の立場に立って考えて人のことを思いやる気持ちだと思います」と指摘する。

さらに「だから私自身、その気持ちを強く持てるようNGTの一メンバーとして変わろうと思いました。人の気持ちを分かってもらうこと、読み取ることは簡単ではないけど、でも時間をかけて向き合っていくことは決して無駄ではないとこの数か月間で分かりました。たくさんの方と向き合ったこの期間が、私を人間として大きく成長させてくれたと感謝の気持ちでいっぱいです」との言葉に、心境が変化していく過程が滲むようで胸が痛い。

「これからNGTには難しい道のりが待っていると思いますが、ゆっくりと時間をかけてしっかりと向き合って、一歩一歩前に進んでほしい。今後、誰1人傷つけることなく優しさにあふれるグループになることを祈っています。今日まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました」という村雲自身は、グループからの卒業とともに芸能界を引退する予定だ。

当事者でなければ、NGT48が大好きだったはずの山口真帆、長谷川玲奈、菅原りこ、村雲颯香が卒業を選ぶしかなかった内情は知る由もない。そんななか運営は今回の公演にて、角ゆりあが新しくNGT48のキャプテンを務めることを発表したのはまるで空気の入れ替えによって“新生NGT48”をアピールするような流れに思える。村雲が残した「ゆっくりと時間をかけてしっかりと向き合って、一歩一歩前に進んでほしい」との思いを真摯に受け止めて進まねば、方向を誤ってしまうかもしれない。

ちなみに一般からのツイートでは「卒業公演で村雲颯香氏が残した言葉から ・誰一人傷つけることないグループになってほしい⇒そう私は望む ・つらい気持ちのメンバーも見てきた⇒つらい気持ちのメンバーもいたのを見てきた 言葉は優しい よく考えられたバラのような言葉だ トゲがチクリと痛い まだ仲間を憂うか」という興味深い解釈も見受けられた。今となっては彼女が新しい夢に向かって力を発揮できることを願うばかりだ。

画像2枚目は『村雲颯香 FUKA MURAKUMO 2019年8月30日付Instagram「「夢を死なせるわけにいかない」公演ラストのアンコール衣装です」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

村雲颯香、NGT48『夢を死なせるわけにいかない』公演での衣装(画像は『村雲颯香 FUKA MURAKUMO 2019年8月30日付Instagram「「夢を死なせるわけにいかない」公演ラストのアンコール衣装です」』のスクリーンショット)

1 2