海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】授乳後に死亡した乳児 母親は前日の大量飲酒が明らかに(ニュージーランド)

サファイアちゃんは鼻血を出してグッタリとしていた。ジャニスに起こされたジョーさんは反応がないサファイアちゃんを床に移動させ、心肺蘇生を施したという。その後、ジョーさんの家族が救急車を呼んだもののサファイアちゃんが目覚めることは無かった。

サファイアちゃんの検死を行った病理学者のサイモン・ステーブルズ博士(Dr Simon Stables)は当時、「心臓から高濃度のアルコールが検出されたが、肝臓の数値はそれほど高くはなかったようだ。また胃の中からもアルコールが検出されていない。血中アルコール濃度が高かったのは母乳が原因である可能性が高い」と示唆していた。

さらに今回の報告書により、ジャニスがサファイアちゃん死亡の前日に従弟の家でバーボンのコーラ割りを18缶飲んでいたことが明らかとなった。検視官のベル氏は次のように語っている。

「残念ながら亡くなった乳児の母親は大量のアルコールを飲む選択をし、そのまま乳児に母乳を飲ませるという行動に出ました。」

「ジャニス本人もサファイアちゃんの血中から検出されたアルコールが母乳から摂取したものだと認めています。母親の行動が死の要因のひとつだったことが、今回の報告書の重要なポイントとなります。子供は母親の母乳を通してアルコールを摂取することがあるのです。」

しかしながらサファイアちゃんの決定的な死因は断定されておらず、報告書によると急性アルコール中毒、危険な睡眠環境、敗血症、窒息死などが考えられるとしている。

画像は『NZ Herald 2019年8月9日付「Coroner: Breastfeeding mothers should not consume alcohol, after baby dies with high alcohol level in blood」(Photo/ File)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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