海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】7歳男児の口から526本の歯を摘出(印)

200グラムほどの塊が取り出された。

その塊にはびっしりと様々な大きさの歯が含まれていた。医師らはピンセットなどを使って嚢から歯を一つ一つ取り出したところ、その数なんと526本にものぼった。対応したプラティバ・ラマニ医師(Dr Prathibha Ramani)は次のように語っている。

「摘出した歯は0.1ミリから15ミリ程度の様々な大きさでしたが、それらはまるで牡蠣の中にある真珠のようでした。最も小さなものでも普通の歯と同じように歯冠、歯根があり、エナメル質で覆われていました。」

さらに口腔顎顔面外科医のセントヒルナサン氏も「これまでに歯を摘出した患者の中で最も多い本数だろう」と述べ、驚きを隠せない様子だった。

ラビンドラナート君の症状について医師らは直接的な原因を突き止めることはできなかったが、遺伝子によるものや携帯電話基地局から発せられる放射線など環境的要因が影響している可能性が高いことを示唆した。セイヴィサ歯科大学では携帯電話基地局の周辺に住む250人を検査したところ、少なくとも10パーセントの人の細胞内にある小核に変化が起きていたそうだ。

このたび無事手術を終えたラビンドラナート君だが、痛みから解放されて至って元気な様子だ。右下の歯肉内に永久歯が2本確認できるものの生えてこない可能性があるというが、21本の歯を保持することができた。なお今回の手術は、病院側の好意により無料で行われたとのことだ。

画像は『Times of India 2019年7月31日付「526 teeth removed from Chennai boy’s mouth」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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