エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『ノーサイド・ゲーム』ラガーマンに活を入れた女将役・凰稀かなめ「テツ…痛かったよね」

何者かに「バシッ!」と後頭部を叩かれる。「いて!」と何が起きたか分からず頭を押さえながら振り返ると女将がいた。

「ちょっと、あんたたち! いつまでうじうじしてんのよ!」と啖呵を切る女将。「あんたたちバカなんだから、考えたって仕方ないでしょー! バカはバカらしく、もう全部忘れて、また明日から頑張んなさい! もうバカみたいに!」とまくしたてた。

すると選手たちに笑顔と笑い声が戻り「おかみさんバカバカ言い過ぎでしょうよ」と言われて彼女は「だって本当のことでしょう!」と返し、「ほらテツ、バカみたいに乾杯しなさい!」と岸和田キャプテンの背中を思い切り「バシッ!」と叩く。キャプテンは「イーッ!」とのけぞり本当に痛そうだが、それで気合が入り「よーし皆立て! バカはバカらしく思い切り飲むぞ!」と乾杯の音頭を取った。

お通夜のように静まり返っていたラガーマンたちが、女将のおかげで一気に元気を取り戻したのである。このような存在は劇中のアクセントとして重要な役柄であるだけに、演じるのは難しそうだ。

凰稀かなめは自身のインスタで19日、オンエアを振り返り「#多むら 女将は #愛がいっぱい どんなに落ち込んでいても #笑顔 にさせる? 笑笑」と投稿している。さらに「テツ…痛かったよね…」と岸和田役の高橋光臣を案じており、それだけ彼女も演技に力が入っていたのだろう。

視聴者からも「しょっぱなから予想を超えた~~~テツさん、小突かれシバカレ容赦なかった(笑)君嶋GMも思わず苦笑い…」、「ストレートに視聴者にまで響く本気の激を飛ばすかなめさん! 惚れます アストロズのメンバーもシャキッとした事でしょう。そしてテツ、痛かったでしょうね(音が凄まじかった)でも、女将とテツのシーン凄く良かった…」、「アストロズへの強い愛情の現れの激しくも熱い『喝!』につい笑っちゃいました 徹(高橋光臣)さんとの息の合ったやりとりにも 元気注入バッチリです 明日からの仕事、馬鹿みたいに頑張ります!」などの反響が寄せられている。

2015年2月15日に行われた公演をもって宝塚歌劇団を退団した凰稀かなめ。2016年にミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』のマリー・アントワネット役で舞台復帰すると、舞台の他にもテレビドラマ『家売るオンナ』(2016年9月14日・第10話)や『トットちゃん!』(2017年)そして『ノーサイド・ゲーム』に出演している。これからも「多むら」のシーンで女将が登場する時はどんな演技を見せてくれるのか注目したい。

画像は『凰稀かなめ Kaname Ouki 2019年6月29日付Instagram「多むら開店いたしました」、2019年7月6日付Instagram「いよいよ明日7月7日七夕にTBS日曜劇場「ノーサイドゲーム」始まるよ」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

凰稀かなめと高橋光臣(画像は『凰稀かなめ Kaname Ouki 2019年7月6日付Instagram「いよいよ明日7月7日七夕にTBS日曜劇場「ノーサイドゲーム」始まるよ」』のスクリーンショット)

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