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writer : ac

【海外発!Breaking News】最後のフライトを終えた機長 ゲートでのサプライズに涙「夢の仕事だった」(米)<動画あり>

最後の8年間は国際線パイロットとして活躍した。引退前の3年間は次世代中型ジェット旅客機ボーイング787の機長を任され、まさにパイロット一筋の人生だった。

「もともと空を飛ぶことが大好きでパイロットになったのです。好きなことでお金が稼げるわけですから、幸せでしたね。パイロットはただの仕事ではなく、私の“夢の仕事”だったのです。65歳が定年ですが、本当はもう少しパイロットを続けたい気持ちもあります。ダブリンからの最後のフライトは、自分で気心の知れたクルーを選び、ダブリンではみんなでパブに行きました。実に楽しい思い出ができましたよ。」

こう語る機長を歌で祝福したコーラス隊代表のローリー・ポルカスさん(Laurie Polkus)は、当時のことをこのように振り返っている。

「機長が出てくるのをゲートの外で待って、みんなで歌を捧げました。フライト中、機長は今日が最後の乗務であることを乗客に伝え、機内を歩いて別れを告げていました。彼の妻も搭乗しており、心に残る、感動的なフライトになりました。」

「あの歌は機長を称え別れを告げるのにまさにピッタリで、クルーの方々も胸に迫るものがあったのでしょうね。あの場所にいられたことに心から感謝しています。」

ブライアンさんがコーラス隊の歌に思わず涙する姿は7月中旬にアメリカン航空のFacebookに投稿され、温かいメッセージが数多く寄せられている。

「ブライアン機長に幸あれ! 私もデルタ航空の客室乗務員として50年間働き、6月1日に退職したから気持ちはよくわかるわ。空を飛べなくなると寂しくなると思うけど、第2の人生を楽しんで!」
「私の父もアメリカン航空で80年代半ばからパイロットをしているの。父もあと数年で引退なので、他人事とは思えなかったわ。涙が止まらない。」
「なんて美しい曲なのかしら。この曲は私の卒業式や祖父のお葬式でも歌われたの。とても思い入れのある歌よ。」
「私も歌を歌っていた一人で、あの日コーラス隊を引退したの。あなたをとても誇りに思うわ。」
「たくさんの人にこんな形で送り出してもらえたなんて、幸せだと思う。」
「今日、この動画を30回も見たわ。何回見ても涙が出てくるの。本当に素敵だわ。」

ブライアンさんは引退後について聞かれると、「正直、もう仕事をする必要がないというのは嬉しいですね。まずは湖のそばの家で妻とゆっくりすることに決めています。でもきっと仕事が恋しくなるでしょうね」と明かしている。

画像は『American Airlines 2019年7月18日付Facebook「American Airlines pilot is serenaded on his retirement flight」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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