エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】松本潤は「情熱と志と無念を切実に訴えかけてくれる」 『永遠のニシパ』で大石静が絶賛

自身のブログで「江戸幕府も明治政府も蝦夷地のエキスパートである松浦武四郎を利用し、その夢と志を、簡単に踏みにじりました。時代が変わる時、また、ひとつのことが成される時、権力の影に埋もれて消える志ある人が必ずいるのだということを、視聴者の方に知っていただけたらと思って台本を書きました」と記している。

新政府参与となった大久保利通(江口洋介)が登場した時にはNHK大河『西郷どん』が思い出され、松浦武四郎の意見を聞き入れる場面に「大久保利通、けっこういいことしてるじゃん!」と希望を持ったが、その後の豹変ぶりに「大久保! やっぱりか!」と思ってしまうのは江口洋介の演技の上手さ故だろうか。

大石静さんはさらに「松本潤さんの、この仕事に対する懸命な姿は、松浦武四郎の生き方と重なって、皆様に武四郎の情熱と志と無念を切実に訴えかけてくれると思います」と呼びかけていたが、まさにそれが伝わってくるような演技だった。

視聴者からはツイートで「永遠のニシパ、想像を超えた面白さだった、松潤の武士役も初めてとは思えない貫禄と武四郎の生真面目さや温かさがすごく表現されていたと思う、本当によかった」、「尺以上の充実感と重厚感。松本さんの真っ直ぐさが役と相まって、何より美しかった」、「リセ役の人最初誰かわからなくて、誰だこの美人とか話してたら、深キョンでとても納得した笑」などの感想が見受けられる。

また「とても興味深くておもしろかったけど、いっこいっこをもっと丁寧に描いたロングバージョンが見たいよー! 北海道の壮大で美しい景色に負けない松本潤がもっと見たいよー! ピリカーーー!」、「永遠のニシパ、大河にして欲しい!」、「永遠のニシパ、役者さんも音楽も映像も良いので大河枠できっちり細かく観たさある…」、「永遠のニシパ、細かく歴史と絡めるともっと面白いと思うので、5夜連続とか大河でどうですか?」、「ニシパ、大河枠で良い題材じゃない?」という声も多い。

2020年大河ドラマは戦国時代を舞台に明智光秀を中心に描く『麒麟がくる』に決定しているが、NHKだけに『永遠のニシパ』のような視点も必要なのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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