エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ストーカー被害公表で「崎谷健次郎にも責任がある」の声に、三浦瑠麗氏「男女で価値観を入れ替えてはダメ」

女性は崎谷の曲の中に“自分へのメッセージがある”と思い込むようになる。1993年にはライブ中にステージに上がり婚姻届を渡したり、ライブへの出入りが禁止されると事務所に手紙やメールが送られてくるようになった。その中には、自分の血で「崎谷に会わせなさい」と書いた手紙もあったという。もちろんこの間は事務所スタッフらが彼女にストーカー行為を止めるよう警告してきたが、2017年頃からつきまとい行為がさらにエスカレートしたことから、2018年に崎谷は被害届を提出する事態になった。

同番組MCの小倉智昭は、ラジオのパーソナリティを務めていた時代に何人かのファンから度を超えた行為があったと告白する。しかし崎谷のように男女の関係はなかったと言い、「この人の場合はスタートがちょっと良くないよね」とやんわりと批判した。

だが、コメンテーターの国際政治学者・三浦瑠麗氏は「男女が逆転したとして考えてほしい」と持論を展開。女性側が「一回関係を持ったが、性格的にも脅されたりしてもう嫌だ」と拒絶した後に男性からつきまとわれれば世間は同情するだろうが、それは27年前の考え方で、最近は「男女で価値観を入れ替えてはダメになっている」と話す。容疑者が“でも寝たでしょ? 私に責任持ってよ”“有名人だから遊ばれた”という被害妄想を抱き続けてきたと三浦氏は想像するも、結婚は両方の意思がないとできないので「(容疑者も)辛いだろうがどこかで気持ちを入れ替えないといけない」と結論付けた。

三浦瑠麗氏と言えば、5月に出版した自叙伝にて14歳で受けた性的被害を告白していた。当時は「どうしたらいいかわからない状況だった。恐怖を追体験しないため、死んでしまった方がいいんじゃないかと悩んだ」というが、その後の人生の中で「責任と原因・結果のつながりを分けて考える」ことを学んだそうだ。今回のストーカー事件の容疑者は近々釈放されるとのことだが、新しい生き方を見つけて欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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