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writer : maki

【エンタがビタミン♪】宮迫博之ら“闇営業”芸人への謹慎処分 吉本興業の現状と対応に三浦瑠麗がイエローカード

そうなれば吉本が芸人たちにヒヤリングして「金銭のやりとりが確認された」ことで謹慎処分に踏み切ったのは的外れということになる。

この点はキチンと整理しておくべきだろう。犬塚弁護士によると2011年頃に全国自治体が『暴力団排除条例』(社会のあらゆる暴力団を締め出し、資金源を断つことを目的とする)を制定しており、それ以降に反社会的勢力とうっかり関わった芸人は対象になるからだ。今のスタンスで吉本が判断し続ければ、さらに処分を受ける芸人が増える可能性は大きい。

また三浦さんは、雇用関係だけでなく芸人が営業する際もちゃんとした契約書を交わす必要性を説き「これを機会に変わるべき! ここまで芸人さんをボコボコにして、とりあえず画面から消せばいい、みたいなのは違うと思う」「それだと皆、一瞬自粛して、またもとの契約がない状況に戻るだけ」と指摘した。

実は同日のお昼前からTBS系で生放送された『アッコにおまかせ!』でも「闇営業」問題を取り上げており、そのなかで菊地幸夫弁護士は「(反社会的勢力から)お金をもらうということになると、犯罪の収益をもらうことになり組織犯罪処罰法に触れる可能性がある」「ただ単に一緒にお酒を飲むだけならば犯罪にはならないが、金銭の授受があると局面が違ってくる」との趣旨で説明しており、三浦さんとは捉え方が違う。

ただ、菊地弁護士はよしもとが所属芸人と契約書を交わしていない件について「暗黙の契約でやってるんですよね、今までの慣習とかで。そこを法律に則って契約書をちゃんと作るところからやったほうがいいと思う」と三浦さんと同じように指摘した。

一方で峰竜太は契約書を交わさない運用について「そういう事務所はよくありますよ」と口にしており、この件は吉本の“闇営業”問題にとどまらず波紋が広がりそうな予感だ。

画像2枚目は『三浦瑠麗 2019年6月30日付Instagram「#ワイドナショー に出ました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

『ワイドナショー』での三浦瑠麗(画像は『三浦瑠麗 2019年6月30日付Instagram「#ワイドナショー に出ました。」』のスクリーンショット)

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