そのアヴァンギャルドすぎるファッションチョイスには、眉をひそめる人が続出しているようだ。
キム・カーダシアンは、先月開催された「METガラ」のテーマ「Camp: Notes on Fashion」(1964年に米出身の作家スーザン・ソンタグが発表したエッセイ『Notes on Camp』からヒントを得ており「皮肉やユーモア、パロディー、芸術作品の模倣、芝居がかったわざとらしさ、誇張」といった抽象的なテーマをファッションで体現)に挑んだそうなのだが、
「こういう斬新すぎるファッションにはついていけない」
「どんな意図があってこのファッションに?」
などとファンの反応はイマイチで、1枚目の赤いヘッドピースの写真には「まるで綿棒」、ピンクの布から顔面をのぞかせる2枚目のショットには「サテン布の枕のよう」とネガティブなコメントが付いている。極め付けは赤×白の巨大なドレスをまとったキムの全身写真で、こちらには「羽毛布団か?」「オーバーサイズのタンポンみたい」と散々な意見が寄せられており、海外メディアもこぞって“bizarre”(異様な)、“outlandish”(突飛な)とキムの日本版『VOGUE』登場を報じている。
これまでスペイン版や豪版、ブラジル版などの『VOGUE』にソロで表紙を飾った経験のあるキムは2014年、夫カニエ・ウェストと米版『VOGUE』の表紙に登場している。今春にはついに米版『VOGUE』5月号に念願だった単独登場を果たし、
「この時を長い間夢見てきたわ。絶対叶わないってたくさんの人に言われてきたけれどね。」
「ママが毎月読んでいた『VOGUE』のページをパラパラめくりながら、このアイコニックな雑誌の表紙にいつか登場することを、幼い頃から夢見てきたの。」
とその喜びを明かしていたところだった。
賛否両論分かれるこのたびのキムの日本版『VOGUE』、間もなく書店に並ぶ予定とのことだ。
画像は『Kim Kardashian West 2019年6月21日付Instagram「4 VOGUE JAPAN COVERS!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)