イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達・番外編】ケイト・スペードさん自殺から1年 夫が心境を吐露 「今も君を心から想っている」

自殺前夜の電話の様子では自殺をほのめかすような言動や兆候は見られず「元気そうだった」とし、その翌日に起こった悲劇に対して「本当に大きなショックでした」と述べていた。

ケイトさんの死から1年が過ぎた現地時間6日にはアンディさんが久々にInstagramを更新し、季節外れのクリスマスツリーの写真をアップした。そこには亡くなった妻ケイトさんを想う長文のメッセージが綴られている。

「ケイティへ このツリーを君に贈ります。君の魔法のようなスピリットとパワーを毎日近くで感じていられるように、ベアと僕で大きな窓の外に植えました。このツリーはカリフォルニアの新しい家を見守り、君のエッセンスを365日放ってくれることでしょう。君はいつもキラキラと輝いていたから、僕たちはどこにいても君の存在を確かめることができます。」

アンディさんとベアトリックスさんはクリスマスイブが誕生日のケイトさんのため、命日に季節外れのクリスマスツリーの写真をアップしていた。ツリーに飾られたカラフルなライトは、まるで周りの人々を明るい気持ちにさせてくれた生前のケイトさんの人柄を表しているかのようだ。

アンディさんはInstagramのコメントのなかでケイトさんを「親友」「心の友」と呼び、「今も昔もスーパーウーマン」だと記している。そして、

「君の生き様や遺していった作品が、どれだけ多くの人にインスピレーションを与えたかをわかってほしい」

「天国は君が来てくれてラッキーだけど、この地球上で僕たちは今も君を心から想っていることも忘れないで」

と締めくくっている。

カラフルな色使いと遊び心いっぱいのポップなデザインバッグを多数世に送り出したケイトさんの死は昨年、多くの人々に衝撃を与えた。そして「社会的成功や名誉は、心の平穏や本当の意味での幸せを約束してくれるものではない」という事実が改めて証明される形となった。

なお全米自殺防止財団(AFSP-American Foundation for Suicide Prevention)の2017年の統計によると、自殺は米国における死亡原因の第10位にランクインしており、年間を通じておよそ4万7000人が自ら命を絶っているという。

ケイトさんの死後、「ケイト・スペード ニューヨーク財団」はメンタルヘルス・サービスや自殺防止に取り組む複数の団体に総額1億円を超える寄付を行っている。

画像は『Andrew Spade 2019年6月6日付Instagram「Dear Katy, this tree is for you.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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