エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『いだてん』足袋の播磨屋・黒坂辛作役を引き継いだ三宅弘城 “ハリマヤシューズ”誕生を熱演

傍らで聞いていた黒坂が「これを使いな」と差し出したのは底をゴムに改善した新しい足袋だった。「足袋のせいで走れなかったと言われちゃあかなわねえからな」とうそぶく黒坂に金栗は感激して何度も頭を下げたのである。

やがて「駅伝 VS マラソン」が開催されると金栗はふらふらになりながらも130キロを走破してゴールするが、やはり駅伝には勝てなかった。

介抱されながら疲れ果てた表情で力なく「負けた」と繰り返す金栗四三と対照的に、「やった! 金栗さんやったよ!」と跳びつくように喜ぶ黒坂辛作。ゴム底の足袋が破れていないことを確認すると、足袋を抱えて「勝ったぞ! 俺は勝ったんだ!」と歓喜の声をあげたのである。

本編後の『いだてん紀行』では、黒坂辛作が足袋にゴムソールをつけることで始まった「ハリマヤシューズ」を取り上げ、男子マラソン元日本代表の谷口浩美選手が学生時代に箱根駅伝で3年連続区間賞を獲った時もハリマヤシューズをはいていたことが紹介された。

黒坂辛作役を演じる三宅弘城はロックバンド・グループ魂で「石鹸」名でドラムを叩いており、バンドメンバーには宮藤官九郎が「暴動」としてギター、阿部サダヲも「破壊」としてボーカルを担当している。

そんな三宅弘城が公式Twitterで『いだてん』について「面白いです」とツイートしたところ、フォロワーから「違います! めちゃくちゃ面白いです!!」、「待ってました 石鹸さんの安心感、見ていてホッとしながら、ニヤニヤしてしまいます! 早く続きが見たい~!」などの反響があった。

画像は『三宅弘城 2019年4月14日付Twitter「明日はよーかい、宮藤官九郎、三宅弘城がやってるショートコアパンクバンド「画鋲」が下北沢QUEでライブやるから、下北に来たらいいんじゃないかな。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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