海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】英LCC機内でトイレにいたイスラム教徒の男性、CAにドアを開けられ「人種差別」と激怒

後にメディアでもこのように怒りを露わにした。

「乗務員は、他の乗客にはまずこんなことはしないでしょう。いきなりトイレのドアを開けられて、自分の尊厳が台無しにされた感じがしました。私にとって尊厳というのはお金よりも大切なものです。彼は私の肌の色を見て、イスラム教徒に対する偏見でもって差別したに違いありません。トイレに15分以上いただけで、私はまるで犯罪者のような気分にさせられました。今までにこんな経験はしたことありません。侮辱されただけでなく、全くもって失礼で横暴な態度を取られたのですから、あの男性CA本人から謝罪してもらいたいですね。」

この件を知ったイージージェット側はアディルさんに謝罪したほか、お詫びの印として500ポンド(約74,000円)をオファーした。しかしアディルさんはこれを断わったという。同航空会社のスポークスマンは次のように述べている。

「この乗客が不満を感じていることを申し訳なく思うが、CAはあくまでも安全対策ルールに従ったまで。ドアをノックした際に応答がなかったということなので、トイレ内にいる時間も考慮し、ドアを外から解除して開けた。トイレの中の乗客だけに限らず、機内にいる全ての乗客の安全を確約するためにそのような対応をしただけであって、人種差別とは全く関係ない。」

このニュースを知った人からは、「トイレ内でもし失神して気付かれなかったら、その時も航空会社を非難するわけでしょう? 差別じゃなくて安全性のためにした常識行為だと思うけど」「普通なら機内トイレに15分もこもらないだろう」「謝罪云々より、機内の安全性を重視されるにこしたことはない」「CAはルールに従って仕事をしただけ」「人種とか関係ないよ。長時間トイレにいる乗客をチェックするのは当然の義務だろう」「他の乗客だって使用したくて待ってただろうに、よく15分も入ってられるな。この乗客が逆に訴えられてもおかしくないと思う」「CAはあんたの安全も考慮したんだろう? 何を文句言っているんだ」「メディアに公表して同情を得ようとしているのなら無駄だぞ」「機内のトイレはあんただけのものじゃない!」といった声があがっている。

画像は『Metro 2019年3月18日付「EasyJet passenger’s anger when steward opened toilet door after 15 minutes」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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