海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】4歳児の腕を噛みちぎったハスキー犬 飼い主らが署名活動「犬を処分しないで」(米)

10日間は狂犬病の検査が行われる予定となっている。当局は事件の背景も含め、噛んだ犬が公共にとって脅威になるのかどうかなどの調査を続けており、結果次第では犬を飼い主のもとに戻すか、引き離すかが検討されるようだ。なお万が一、安楽死処分となった場合は、裁判所命令が必要になるという。飼い主の友人ジェシカ・ナシュさんは、オンライン署名サイト『Petition Site』にアカウントを設置し、次のように綴った。

「親友の犬が、不幸な事故に巻き込まれてしまいました。ハスキー犬の“ベアー”は、フェンス下から伸びてきた靴下をはめた男児の腕を、おもちゃと勘違いして激しく食いちぎったのです。ベアーは、フェンスの向こう側にいる子供の姿は見えていませんでした。この事故は、双方にとって悲劇です。友人の飼い犬2頭は今、デービス郡動物管理局にいて、このままではベアーが安楽死させられるのではないかという恐怖があります。偶然起こってしまったこの事故のせいで、ベアーがそのような処分を受けるのはあまりにも不公平です。」

犬の飼い主は「2頭は従順な犬で攻撃性を見せたことは一度もなく、人を襲ったのは今回が初めて」と話しており、今回の事故に激しいショックを受けているようだ。今も捜査は引き続き行われており、2頭の犬についての処分は不明だが、100万人の署名を目標としたアカウントには現時点で15万人以上の署名が集まっている。

画像は『Petition Site 「Save Polar and Bear」(Jessica Nusz)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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