writer : tinsight-takazawa

喘息に苦しんだ男の子、新薬と出会い、スポーツ選抜選手に 『くすりで願いがかなったエピソード』計149話から映像化

体調が良くないときに薬を使用して快方に向かい、薬の有難さが身に沁みた経験のある人は少なくないだろう。また、その薬との出会いで人生が変わったり、夢が叶った人もいる。研究開発志向型の製薬企業71社(2018年5月1日現在)が加盟する任意団体「日本製薬工業協会」が「新薬によって叶えたかった夢がかなったエピソード」を募集したところ、計149話が寄せられたが、その中から厳選された1つのエピソードが映像化された。この映像は新CM『くすりで願いがかなったエピソード』として関東・関西エリアで現在放映されている。

このたび映像化されたエピソードは、「病気のお孫さんを思うお祖母様の思い」や「喘息が良くなったことで家族に笑顔が戻った」点が審査員の心にささったことで映像化が決定したという。動画内でエピソードを読み上げているのは、実際にこのエピソードを投稿した女性(祖母)なので説得力がある。

「小児喘息になったのは2歳ぐらいから少しずつ始まりまして…」という祖母の語りから始まる映像。待望の初孫は体格に恵まれた男の子だったが、見かけとは裏腹に喘息に苦しむ毎日だった。「大きくなると運動量も激しくなるものですから、それに伴って呼吸ができないというのも、大好きなスポーツができないというのも、見ていて可哀そうでした」とその頃の状態を回顧し、「『僕の苦しさは誰にもわかってもらえない』とあの時はちょっとショックでしたね」と家族としての辛い心境を明かした。

喘息で苦しそうな男の子

そのような折に、かつて喘息であった元スピードスケート選手・清水宏保さんの広告に出会い、

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