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writer : flynn

【海外発!Breaking News】遺棄された新生児、雨水管から4時間かけて救出(南ア)

救助には実に4時間近くもかかった。そのため一糸まとわぬ姿の赤ちゃんが無事雨水管から取り出されると、作業を見守っていた人々から歓声があがった。その後赤ちゃんはタオルにくるまれ、待機していたヘリコプターですぐに病院へと運ばれたという。第一発見者のラブデールさんは、メディアの取材に「私も5歳になる子がいるので赤ちゃんが無事に救出されたときは涙があふれた」と語っている。

赤ちゃんが搬送された「チーフ・アルバート・ルツーリ中央病院(Chief Albert Luthuli Central Hospital)」のティモシー・ハードキャッスル医師(Timothy Hardcastle)によると、赤ちゃんは生後1~3日しか経っていない女児でへその緒がついたままの状態で発見されており、雨水管に少なくとも4~5時間はいたのではないかということだ。生まれたばかりの赤ちゃんが、この状況下で生存していたことにハードキャッスル医師は驚嘆したそうだ。女児は搬送時に低体温であったが、レントゲン検査で異常は見つからず、現在は健康だという。

クワズール・ナタール州保健省のシボンギセニ・ドロモ医師(Sibongiseni Dhlomo)は、病院を訪問し「女児は今後小さい病院へ転院し、経過を見て安全な場所へ移ることになるだろう」と述べている。現在は赤ちゃんを遺棄した両親について調査が進められており、警察は殺人未遂での捜査を開始している。

画像は『TimesLIVE 2019年2月11日付「KZN doctor hails ‘miracle’ baby girl in good spirits after drain ordeal」(Image: Jackie Clausen)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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