海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】募金サイトで挙式費用の寄付を募るカップル 「ずうずうしい」と批判され反論(英)

その後『GuFundMe』アカウントで2度にわたり投稿を更新し、このように綴った。

「私たちのことが勝手にメディアで報じられているといとこから聞きました。私とリチャードは既に一緒に住んでいるので、ウエディングギフトの代わりにお金をあげようと思ってくれている家族や友人のために、このアカウントを立ち上げたのです。なかにはヘルプをオファーしてくれた人々もいますが、既に全て手配済みなので、お気持ちだけ感謝して受け取らせてもらいます。」

「2度目の投稿になりますが、メディアの記事を受けてはっきりさせたいことがあります。私たちが必要としないものをギフトで貰う代わりに、家族や友人らからは少額の寄付をしてもらって費用を助けてもらいたいと思い、このアカウントを設置しました。私たちは世間の人々に挙式費用を払えと強要しているのではありません。2人で必死に仕事をして、既に自分たちで費用の3分の2を払いました。」

「『GoFundMe』には挙式を控えるカップルのための特別なセクションが設けられています。私たちは、公に寄付を募ろうとしてこのアカウントを設置したのではありません。あくまでも近しい人たちへの簡単な寄付方法として設置したのです。友人や家族から、数百ポンド寄付してもらえればいいなという思いでやったことです。誰でも挙式についての望みはあることでしょうし、私たちはこの方法で私たちが望むことを伝えたまでです。」

また、ナタリーさんは世間から「ずうずうしい」と非難されたことについて、このように反論した。

「募金サイトのアカウントに設定した目標額の4,500ポンドは、最初に私たちが計算した時に不足していた金額です。それを目標額にしたことは高望みしすぎですが、これだけの寄付が集まるとも思っていません。私たちは給料が入るたびに挙式に必要な指輪やドレスなどを買い揃えています。別に貪欲なんかじゃありません。自分たちの結婚式のためにメディアを利用してキャンペーンとして挙式しているカップルこそ、よっぽどずうずうしいと思います。それに、他のカップルもサイトで挙式費用を募っています。私たちの挙式にはロンドンからも友人らが来てくれますが、『何が欲しい?』と聞かれた時にも何もいらないと答えました。私たちは、ギフトの代わりにほんの少しだけ費用を助けてほしいだけなんです。新婚旅行も行く余裕がないので、2週間仕事の休暇を取ってビーチを散歩したりリラックスする予定をしています。2人とも一生懸命に働いて資金を稼いでいるし、アカウントを立ち上げたことについては恥じたり隠れたりする必要はないと思っています。」

ナタリーさんによると、レジストリー・オフィスの予約は既にしてあるそうだ。現在、アカウントには1,423ポンド(約202,000円)の寄付が集まっている。ナタリーさんは、決して贅沢な挙式を望んでの寄付の呼びかけではないということを主張しているが、やはりこのニュースを知った人からは「私とパートナーも結婚式を挙げたくても余裕がないから15年も挙げていないわ。それでも他人に寄付を募ろうなんて考えは全くないわよ! 挙式をすることだけが大切ではないでしょう!? 自分たちに余裕がないなら、他の人に助けを求めるという考えが理解できない。あなたのような人を見ると怒りが湧くわ!!」「私の両親は、結婚式にはほとんどお金をかけなかったわ。余裕がなかったので指輪もなしで、当然新婚旅行もなしよ。なぜ、そんなに全てを揃えようとするの? 他人がこのアカウント見て寄付するなら、愚かでしかないわ」「余裕がないなら他人に払ってもらうっていう考えがわからない。貪欲でなくて何なんだ?」「金がないならキャンセルしろ!」「そんな理由で募金サイトって設定できるんだ。私もしてみようっと」「自分もファーストクラスでホリデーに行きたいから寄付を呼びかけようかな」「このニュース読んで吹き出しそうになった。余裕がないならできないっていうだけのことなのに、寄付を募るなんて…呆れた」「恥だな。自分たちの挙式のために物乞いか」といった声があがっている。

なお、イギリスでは昨年11月にも「子供たちにクリスマスプレゼントを買ってあげたい」と5児の父親が同サイトにアカウントを設置し、世間から非難の声が寄せられていた。

画像は『Metro 2019年2月6日付「Bride-to-be who launched a wedding fundraiser hits back at social media shamers」(Picture: Natalie Borg / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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