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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】募金サイトで挙式費用の寄付を募るカップル 「ずうずうしい」と批判され反論(英)

愛する人との結婚は誰にとっても人生の節目となり、それを祝う結婚式は生涯で最も特別な儀式の1つになるだろう。しかし欧米では、挙式費用を支払うほどの余裕がないカップルは式を挙げずに済ますことも少なくない。このほど英スコットランドに住むカップルが、挙式費用が足りないことを理由に募金サイトで寄付を募り、世間から非難の声があがった。『Metro』『Edinburgh Evening News』などが伝えている。

スコットランド、エディンバラ在住のナタリー・ボーグさん(36歳)とリチャード・マックマリーさん(37歳)は、2年の交際を経て結婚することを決めた。

結婚式は今年の4月27日。会場やドレスなど全てが手配済みだったが、ナタリーさんとリチャードさんは費用が不足していることに気付いた。そこで1月18日にクラウドファンディングサイト『GoFundMe』にアカウントを設置し、挙式費用のための寄付を呼びかけることにした。

同アカウントの最初の投稿で、ナタリーさんはこのように記している。

「2人が一生懸命働いて得たお金は全て挙式費用に回しています。それでも足りずに自分たちの所持品を売ったり、シフトを増やしたりして必死でお金を貯めているのですが、どうしても全ての費用をカバーできません。新婚旅行は余裕がないので行かないけれど、その他は全て手配済みなので、挙式を数か月先に延期することはできないんです。」

「もしウエディングギフトを考えてくれているのなら、その代わりに私たちの挙式費用を寄付してください。そうしてもらえた方がすごく有難いから。最終的に支払いが残っているのは、会場やケーキ、ドレスの寸法直し、フォトグラファーへの代金です。だからここで事前にヘルプしてもらえるととても助かります!」

ナタリーさんたちは寄付の目標金額を4,500ポンド(約64万円)に設定した。しかしこの件がメディアで報じられると、Twitterなどのソーシャルメディアでは非難の声が相次いだ。

「自分たちのお金だけで足りないなら、挙式なんかしなくてもいいのでは? それかシンプルにレジストリー・オフィス(登記所)ですればいいでしょう!?」
「結婚の意味をはき違えている。」
「そんなために寄付を募るなんてずうずうしい。」

人々から非難を受けたナタリーさんは、

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