海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ドライアイの女性、目薬のはずがED治療薬を処方され目が腫れる(英)

次のように述べている。

「残念ながら処方ミスはよくあることで、似たような薬剤名や包装によってそのリスクが大きくなってしまいます。しかしながら今回の場合は目の治療で訪れた女性に対し、ED治療薬を処方する時点でおかしいと気づく者がいなかったことが不思議でなりません。」

さらにエディントン博士は「このようなミスを避けるためにも、処方箋の薬剤名は筆記体ではなく必ず大文字のブロック体で記載することが望ましい」と付け加えた。また、王立薬剤師会(The Royal Pharmaceutical Society)の薬局長であるロビー・ターナー氏はこのように語った。

「今回の件は極めて残念です。この過ちは薬剤師の間で非常に深刻に受け止められています。最近では手書きによる処方箋ではなく電子化された処方箋がほとんどで以前より間違いは減っています。」

「今後は薬を処方する医師と薬剤師との連携をより確実に行うことで、ミスを減らすことにも繋がっていくことでしょう。」

今回、被害に遭った女性は数日で腫れなどの症状は治まったものの、まだ角膜の表層面に傷がついた角膜びらんを起こしており痛みが生じるとのことだ。

画像は『The Sun 2019年1月8日付「EYE SAY! Woman mistakenly prescribed erectile dysfunction cream for dry EYES left in agony from chemical injuries」(Credit: BMJ CASE REPORTS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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