海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】20年前に離婚した元夫に腎臓提供した女性(米)

若くして結婚したカップルは、2人の子供にも恵まれ24年の結婚生活をともにしたが離婚した。しかし夫婦をやめても常に互いを気にかける近しい存在だった。このほど米ミネソタ州に住む元妻が、20年前に別れた夫に腎臓の1つを提供したというニュースを『FOX 9』『Inside Edition』などが報じた。

ミネソタ州セント・クラウドに住むメアリー・ジーグラーさん(62歳)は、当時ロックミュージックが大好きだったビル・ヘンリックスさんと14歳の時に出会い、18歳で結婚した。

その後、息子と娘を1人ずつ授かったが、互いにズレが生じて24年間の結婚生活に終止符を打った。離婚時に子供がまだ8歳と5歳だったことからも、メアリーさんとビルさんは「どんなことがあっても子供たちを最優先にしよう」と誓い合い、別々に暮らすことになっても互いに近しい存在であり続けた。

離婚から数年後、ビルさんはリンダさんという女性と再婚した。前のパートナーとの間に娘が2人いたリンダさんは、ビルさんとメアリーさんの関係を理解し、子供たちを交えて良好な関係を築き上げてきた。しかし昨年2月、ビルさんに健康上の問題が持ち上がった。

既にメアリーさんとビルさんの娘には子供がおり、祖母と祖父という立場であった2人は孫の世話を互いにしている間柄でもあり、週に数回は連絡しあっていた。そんな中でビルさんから「腎臓移植が必要」と聞いたメアリーさんは早速、適合検査を受けた。それまでビルさんは30人ほどのドナーとの適合検査を受けてきたが、どのドナーとも適合しなかったのだ。自分の腎臓がビルさんの腎臓にマッチするとわかったメアリーさんは、

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