エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】武田梨奈「ただの青春映画にしてはいけない…」 『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』への思い明かす

本作について「青春群像劇であり捕鯨問題について直接意見を示すものではない。難しいことではあるが、それぞれの文化を尊重し合い歩み寄れれば」との趣旨を話している。

ただ、武田梨奈は10月30日にオフィシャルブログで「捕鯨の件で世界的にも社会問題になったりしていたので、私はどの立場でこの作品に携わっていいのか正直分かりませんでした」と明かす。彼女は偏った目線にならぬよう事前にドキュメンタリー映画を観たり、関連記事を読んだという。

さらに太地町立くじらの博物館へも足を運んでクジラと触れ合い、現地の方々のお話を聞いて「これは映画に残したい」と心から感じたうえで撮影に臨んでいるのだ。

クジラのショーを行うシーン(画像は『武田梨奈 2018年10月30日付オフィシャルブログ「2018/10/30」』のスクリーンショット)

トレーナー役を演じた彼女は「不可能に近い」と言われたクジラのショーを全て吹替えなしで自ら行った。「何よりも私の中で大きな存在といえば、コビレゴンドウのヴィータです。体重650キロの甘えん坊で仲間思いのヴィータ。一時期、クジラのヴィータが夢に出てくる日がよくありました。ヴィータに何度も助けられたなあ。きっと、相方がヴィータじゃなかったらここまで出来なかっただろうな、と今でも思います」とそのロケを振り返る。

そのように本作に関わった誰もがクジラたちや現地の人々からいろいろなものを学んだのではないか。武田は「観てくださった方々が、この作品をどのように受け取るかは分かりません。ただ私達は、くじら様へ敬意を持って、この映画に携わらせていただいたことをここに誓います」と告げていた。

画像は『武田梨奈 2018年10月30日付オフィシャルブログ「2018/10/30」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

武田梨奈とクジラ(画像は『武田梨奈 2018年10月30日付オフィシャルブログ「2018/10/30」』のスクリーンショット)

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