涙を拭いながら夫への感謝の気持ちを伝えたクリッシーは、湿っぽくなってしまった自身のスピーチに気付いたのか、
「こんなお涙頂戴スピーチになってしまってごめんなさい。最低だわ。自分のウェディングでも泣かなかったのに。私をこんな風にしてしまうジョン、あなたなんて大っ嫌いよ」
とジョークを披露し、最後は会場の笑いを誘った。
クリッシーの夫でシンガーのジョン・レジェンドは、数少ない“EGOT”の一人だ。エンターテインメント業界でエミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞(Oscar)、トニー賞(Tony)全ての受賞歴がある人物をこう呼ぶのだが、ジョンは今年9月のエミー賞受賞により、初のアフリカ系男性として“EGOT”の仲間入りを果たしている。
そんな類まれな才能を持つ夫の妻として、数々の授賞式に同伴してきたクリッシー。授賞式の前にレッドカーペットで行われたインタビューでは、「ジョンはしょっちゅういろんな賞を受賞してるから、自宅の棚はトロフィーでいっぱいなの。だからこうして私も自分のトロフィーを獲得できて、本当に嬉しいわ」と明かしている。
「自分は賞を受賞するようなタイプの人間ではないと思っていた」「ジョンと腕を組んで(妻として)授賞式に出ることに慣れていた」と本音を漏らし、輝しいキャリアを持つ人々とテーブルを共にするたびに、場違いなところにいる自分を恥じていたと語っていたクリッシーだが、現在は「そういう人達から学び、よりよい自分になりたいと願うことは素晴らしいこと」と思えるようになったという。
自身のファッションブランドやキッチンウェアブランドを持ち、9月には2作目となるレシピ本も出版されたクリッシー・テイゲン。プライベートではジョンとの間に2歳の娘ルナちゃんがおり、今年5月には第2子マイルズくんも誕生。公私ともに充実した毎日を送るクリッシーの快進撃は、まだまだ続きそうである。
画像は『Glamour 2018年11月12日付Instagram「If we’ve said it once, we’ve said it a thousand times: @chrissyteigen and @johnlegend are relationship goals.」』『chrissy teigen 2018年10月30日付Instagram「Honored to be one of Glamour’s Women of the Year amongst other women I admire and adore so much.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)