イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】テイラー・スウィフトの民主党支持を受け、トランプ大統領「彼女の音楽が25%ほど好きではなくなった」

大統領は眉をひそめ首を横に振りながらこう答えている。

「マーシャ・ブラックバーンはテネシー州で快進撃を続けている。素晴らしい女性だよ。」

「テイラー・スウィフトは彼女のことを何も知らないんだろう。」

「これで私のテイラー・スウィフトの音楽に対する好感度は25%位下がった、とでも言っておこうか。」

最後は笑みを浮かべたトランプ大統領、軽く右手を挙げて記者らに挨拶を済ませると足早に去っていった。そこには「何もわかっていない小娘など相手にしない」といった余裕のようなものが感じられたが、世界中で爆発的な人気を誇る“Swifties”(スウィフティーズ、テイラー・スウィフトのファンのこと)の影響力は絶大だ。

実際、自身のファン層のなかに選挙権を与えられた18歳以上の若者を多く抱えるテイラーは、「知的で思慮深く冷静な若者であるあなたたちには、有意義な一票を投じる特権がある」「投票する前に、候補者についての理解をきちんと深め、誰が自分の道徳や価値観に一番近いかをしっかり見極めて。100%賛同できる候補者や政党は存在しないかもしれない。それでも投票しないことには何も始まらない」と若い世代への政治への関心を促している。

“反トランプ派”として知られる女優メリル・ストリープや俳優ロバート・デ・ニーロらはこれまで、授賞式など公の場でトランプ大統領をディスってきたが、そのたびに大統領は「ハリウッドで最も過大評価されている女優の1人」「IQが低く、(ボクサー役を演じすぎて)頭がフラフラの低俗人間」などと彼らをメッタ斬りにしてきた過去がある。

大統領と泥仕合を繰り広げるテイラーなどおそらくファンは求めていないはずだが、中間選挙が刻々と迫っている米国、今年はテネシー州の開票結果にとりわけ注目が集まりそうだ。

画像は『President Donald J. Trump 2018年10月6日付Instagram「JUST OUT: 3.7% unemployment is the lowest number since 1969!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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