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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】ステージ4のがんと闘うシングルマザー「5歳娘と一緒に残りの人生を前向きに生きる」(英)

マイラちゃんとのお出かけや旅行を中止せざるを得ないこともあるという。それでもできるだけ娘との時間を有意義に過ごしたいと、ベッキーさんは日々マイラちゃんとの時間を楽しむようにしている。

「具合が悪ければ、その日はゆっくり休養を取るようにします。そうすれば、娘を迎えに学校まで行けます。何が起こっても、娘には毎晩学校の本を読み聞かせて、いつもの時間通りに寝かせます。娘は強くて優しい子なので『ママはどうしてベッドから出られないの?』と言って私の背中を優しく撫でてくれるでしょう。でも、マイラにはできるだけ具合が悪いところを見せたくないと思っています。私にとって最優先すべきは娘ですから。」

現在、母親と継父の家があるストックポートの郊外にあるブラムホールで暮らしているベッキーさんは、5歳のマイラちゃんが母親といつも一緒にいたがる年齢であることを十分に理解しており、だからこそ今年の夏休みはマイラちゃんとの時間をめいいっぱい楽しむために2人でギリシャへ旅行に行き、イギリス中をキャンプして回った。

マイラちゃんが通うレイディーブルック小学校の母親らは、がんを受け入れて向き合うベッキーさんの強さと勇気に大きくインスパイアされた。そしてベッキーさんに最期の日が訪れるまで、できるだけ多くの思い出をマイラちゃんと一緒に作れるようにと10月4日、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』アカウントを作成し、バケットリスト費用を募ることにした。ベッキーさんのバケットリストの中には、クリスマス前のラップランドへの旅やベルサイユ宮殿への訪問も含まれているそうだ。

ベッキーさんは、温かくサポートしてくれる友人たちや治療中の自分を支えてくれている病院スタッフ、がんサポートセンタースタッフなどに対して「感謝してもしきれない」と感激の言葉を口にし、最後にこのように語った。

「私を失ってしまった後、たとえ娘の人生に悪いことが起こってしまっても、私と過ごした楽しく幸せな時間を思い出して、乗り越えて行ってほしいと思っています。がんになって、自分は思っていたよりももっと多くの前向きな気持ちを学びました。それが自信に繋がっています。この先、私にはどれほどの時間が残されているのかわかりませんが、今はただその時間を精いっぱい生きていくだけです。」

画像は『Manchester Evening News 2018年10月8日付「‘I don’t know how long I have left’… the mum with stage 4 cancer making the most of every minute with her daughter」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

残りの人生、娘マイラちゃんとできるだけ一緒に過ごそうと誓ったベッキーさん(画像は『Manchester Evening News 2018年10月8日付「‘I don’t know how long I have left’... the mum with stage 4 cancer making the most of every minute with her daughter」』のスクリーンショット)

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