海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】生後4週の我が子を溺死させた母親(19)殺害前にはGoogle検索も(米)

1分ほどレイナー君を浴槽の中に沈めていたがすぐに後悔しレイナー君を取り上げ、CPR(心肺蘇生法)を試みたようだが、時既に遅くレイナー君は息を引き取ってしまったという。

現在、マリコパ郡刑務所に100万ドル(約1億1200万円)の保釈金が設定され拘留されているジェナは、第一級殺人罪で起訴されている。レイナー君の父親でジェナとは共同親権を持っていた10代の男性は、裁判所で判事に「ジェナには保釈金を設定しないでほしい。仮釈放なしの終身刑にしてほしい」と訴えたようだ。米メディアの取材でも、男性はレイナー君が着ていたと思われるベビー服を握りしめ、涙ながらにこのように話した。

「二度と息子の成長を見ることは叶わなくなりました。一緒に遊んだり釣りに行ったりすることも、学校への送り迎えをしてあげることもできないのです。ジェナは、私の息子の命を奪ったと同時に私の人生も奪いました。彼女には子育てが大丈夫かどうか何度も尋ねていましたが、何一つ危険な兆候は感じられなかった。なぜ、私や私の家族に相談してくれなかったのか。育児に悩んでいたのなら、私が単独親権を得て息子を育てていくことも可能だったのです。」

泣き声を止めたかったために我が子を溺死させようとしたのか、他に理由があったのか。10代の若い母親が幼い子供を殺害した真の動機は未だ明確にはなっていない。アリゾナ州では、様々な事情があり今後の育児には困難を来すという親たちを救うため、生後72時間未満で無傷の赤ちゃんに限り匿名で引き渡すことが可能とされる「セーフヘイヴン」法、いわゆる“赤ちゃんポスト”が設けられている。今回の件では子供の年齢が生後4週であったが、チャンドラー警察は今後このような悲劇が起こらないためにも、子育てに悩む親には然るべき機関や施設を紹介するサポートを惜しまず行っていきたいと話している。

画像は『ABC15 Arizona 2018年10月26日付「Mother admits to killing infant son after reporting abduction in Chandler」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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