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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ハワイアン航空の乗客とんだ災難 スマホに死体写真、催涙スプレーまで(米)

操作を誤り機内にいる他の乗客のiPhoneやiPadへ写真を送ってしまったのだ。この時捜査を担当した警察のスポークスマンは、このように明かしている。

「少女は非常に気まずい思いをしたそうです。彼女はひどく動揺しており、我々は『特に問題になるような犯罪はしていないから大丈夫だ』ということを伝えました。彼女はとてもいい子で多くの人に迷惑をかけてしまったことを申し訳なく感じているようです。」

親子はこのあと別の便でハワイに向かったとのことだ。その後、ハワイアン航空23便は約90分遅れで無事離陸した。しかし一難去ってまた一難とは、このことを言うのであろう。離陸してから3時間ほど経った頃、今度は異臭により機内前方で12人の乗客と3人の客室乗務員が嘔吐や咳込む症状に見舞われ、機内はパニック状態に陥った。

客室乗務員らは一時的に前方の乗客を後方に避難させ、異臭の元の確認にあたった。原因は乗客が機内に違法に持ち込んだ催涙スプレーが、なんらかの拍子で噴射されたことであった。異臭が収まった後、客室乗務員は被害がないことを確認したうえで乗客を元の席に座らせたという。

マウイ島に着陸後、まずは呼吸器に異常があった12人の乗客と3人の客室乗務員の治療が行われた。警察では催涙スプレーの件について調査中とのことだが、ハワイ州の旅客機に催涙スプレーを持ち込んだ場合、1,500ポンド(約215,000円)の罰金刑が科せられるとのことだ。

なお今回のフライトに搭乗した乗客全員には、ハワイアン航空から500ドル(約55,500円)相当の旅券が提供されたもようである。

画像は『The Sun 2018年9月4日付「FLIGHT FROM HELL Chilling moment entire plane is texted terrifying photo of ‘dead’ child sparking emergency on the runway」(IMAGE: AP:ASSOCIATED PRESS)(IMAGE: KGO)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

乗客に届いた子供の死体の模型写真(画像は『The Sun 2018年9月4日付「FLIGHT FROM HELL Chilling moment entire plane is texted terrifying photo of ‘dead’ child sparking emergency on the runway」(IMAGE: KGO)』のスクリーンショット)

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