エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『ぎぼむす』最終回で“すれ違い”ブルースに結末 みゆき役の2人がコメント

綾瀬はるか主演によるTBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』が9月18日の放送でフィナーレを迎えた。7月10日に放送された第1話で主人公・岩木亜希子(綾瀬)と小学校3年生の宮本みゆき(横溝菜帆)が初めて出会った時の「水と油」のような関係から、このような展開を誰が想像しただろうか。

スーパーキャリアウーマンとして活躍した亜希子は、宮本良一(竹野内豊)と“契約結婚”してみゆきの義母となってからも同じように一生懸命だ。最終回では彼女がみゆき(上白石萌歌)に生い立ちを語ることで、子どもの時から自分で生きねばとひたすら勉強して頑張ってきたことが分かる。

それだけではない。最終回では亜希子とみゆき、そして亜希子に好意を持ち告白したベーカリー麦田の店長・麦田章(佐藤健)やみゆきの幼馴染・黒田大樹(井之脇海)といった登場人物は誰もが「相手のことを思いやる」心を持っていることがひしひしと感じられた。ただ、それぞれの思いやりが時にすれ違ってしまいスムーズに進まないことがあるものだ。

みゆきは幼い頃に母を亡くし、続いて父親・良一も失った。今回、亜希子が倒れると「私の人生は別ればかり。音楽にたとえるとブルースだ」と自分に言い聞かせながら歯を食いしばる。

思えば、良一と亜希子、亜希子とみゆき、亜希子と麦田、お互いに相手のことを思うあまりすれ違いばかりで、その切なさもまたブルースのようだ。しかし最終回では、お互いに本音を明かし合うことで前に進むことができた。

小学生時代のみゆき役を務めた横溝菜帆は『テアトルアカデミー(theatreacademy)ツイッター』で19日朝、

1 2