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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】アマチュアボクサーの母親、娘と口論になった11歳少女に暴行(英)

ひとりで外出することを恐れるようになった。ティファニーさんによると、事件後もジェイドは車の窓を開け放って、登校しようとしているキーシャちゃんを数回にわたりやじっていたという。

暴行の様子は路上の監視カメラにも捉えられており、裁判では判事が証拠となる映像を見ていた。ところが昨年9月28日にマンスフィールド治安裁判所でジェイドに下された判決は罰金刑のみで、ティファニーさんの予想を大きく裏切るものだった。このたびメディアで暴行後のキーシャちゃんの写真を公開したステファニーさんは、怒りを露わにしこのように話している。

「未成年への暴行でこの程度の判決ってどういうことなの、と思いました。娘は13歳になりましたが、1年半経った今もカウンセリングに通っているんですよ。ひとりでは近くの店に行くことも怖がるようになって、学校にも歩いては行きたがりません。あの事件以来、娘はすっかり内向的になってしまいました。私は判決前、娘にも『きっと大丈夫よ。あの女は刑務所行きになるから』と話していたんです。それなのに罰金刑だけなんて信じられません。」

一方でジェイドは、裁判では1件の暴行罪を認めたにもかかわらず、キーシャちゃんへの暴行は否定している。

「あの母親は真実を語っていないわ。私は指が触れた程度で、実際には殴ってなんかいない。伝えられている情報は誤りよ。世間は何とでも思えばいいけれど、私は真実を知っているわ。」

有罪判決後、職を失ったジェイドは今でもこのように反論しているが、ティファニーさんがメディアに公開した血だらけのキーシャちゃんの写真は痛々しい。しかしジェイドには執行猶予もつかず、6か月の地域奉仕活動命令および10日間のリハビリ活動への参加、120ポンド(約18,000円)の罰金、加えて公訴局に250ポンド(約37,000円)と政府への罰金100ポンド(約15,000円)の支払い命令が下されたのみであった。

このニュースを知った人からは「またしてもジョークにしか思えない判決。これが男だったら何年も服役させられるのに。女にはなんで甘いんだ!?」「いい加減、役に立たない判事にはうんざり」「こんな女、ボクシング業界から追放しろ!」「大人が子供に暴行しておいて、罰金だけ!? ふざけるな!」「英国の裁判は最低レベルね」といった非難の声があがっている。

画像は『Metro 2018年9月20日付「Boxer battered schoolgirl after ‘she had an argument with her daughter’」(Picture: Facebook)(Picture: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

鼻を折られ殴打されたキーシャちゃん(画像は『Metro 2018年9月20日付「Boxer battered schoolgirl after ‘she had an argument with her daughter’」(Picture: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

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