海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】炎天下の車内で8時間半置き去りに 母親の“思い込み”で1歳児死亡(米)

エミリーさん一家は自宅を改装中で友人宅に居候していたという。そのためエミリーさんは勤務先に普段とは異なるルートで来ており、環境や生活のルーティンが変わったことでかなりのストレスが溜まっていたようだ。

今回の件は悲劇の事故とされ、エミリーさんは今のところ起訴はされていない。米国安全性評議会では、子供の体温は大人よりも早く上昇し、内臓などの深部体温が40度に達してしまうと臓器機能が停止してしまうことを明らかにしている。ペンブロークパインズ警察は度重なる悲劇を受けて、このように注意喚起を促した。

「子供を車内に放置することは、季節を問わず危険な行為です。特に夏の間は数分もしないうちに車内の温度が上昇し、致命的となります。子供やペットを車内に放置したままにしていないか、駐車後は必ず再確認するようにしてください。」

なお『KidsandCars.org』によると、このたび死亡した男児は今年に入ってアメリカで暑い車内に放置されたことが原因で命を落とした24人目の子供で、フロリダ州では2番目の犠牲者になるという。アメリカ国内でもフロリダ州は、車内放置による子供の死亡率が2番目に多いとされている。

このニュースを知った人からは、「こういううっかりがなぜ起こるのかが理解できない」「世間が注意喚起しているにもかかわらず、こうした事故が繰り返し起こっている気がする」「どうやったら子供をそんなふうに忘れるんだろう…」「こんな事態はどんな言い訳も通用しないと思う」「事故とはいえ、母親の不注意で子供の命を奪ったも同然なんだから、起訴されて然るべきでは!?」「どれほど子供が暑い車内で苦しんでいたかを想像すると…あまりにも酷すぎる」といった声があがっている。

画像は『ABC News 2018年7月16日付「1-year-old boy dies after being left in stifling hot car for over 8 hours」(WPLG)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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