海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】トラックの排気口に頭を突っ込んだ女性を襲った悲劇と幸運(米)

マフラーを切断することになった。頭が抜けなくなってから約45分後にようやくケイトリンさんは自由の身となったが、念のため健康上問題が無いかチェックを受けた。地元のマックロード郡警察によると、ケイトリンさんは未成年で飲酒したことを引き合いに出されたとのことだ。

ようやく自宅に戻れたのが翌朝の午前3時頃だったが、この時ケイトリンさんは自身が映っているハプニングを捉えた動画がFacebook上で何千回も多くの人によって閲覧されていることを知った。それは現場にいた人が撮影したもので、トラック・ライスというFacebookアカウント上でわずか5秒の動画が1週間後には150万回以上も再生されたのだ。

ケイトリンさんは予期しない出来事に驚いたが、この時否定的なコメントも受け入れる覚悟だったため特に問題視していなかった。それよりも身近にいる家族や恋人が彼女を擁護するコメントをしてくれたことに感謝しているそうだ。

しかし彼女がもっとも感謝した相手はトラックの持ち主であるトム・ウォルドさん(Tom Wold)だった。彼はミネソタ州に拠点を置く「ウォルド・ファブリケーション(Wold Fabrication)」という車の溶接、修理加工、オフロード製品を提供する会社のオーナーであった。ケイトリンさんは彼についてこのように話している。

「私は知りませんでしたが、ほとんどの人が彼を知っていました。トムさんは本当に素晴らしい人です。私の頭を引き抜いてくれたのを覚えています。私はトムさんに謝罪しましたが、彼は『いいから、いいから、僕は君が無事で本当に良かったと思う。だからもう心配しないで』と言ってくれたのです。」

それだけでなく、トムさんはケイトリンさんにマフラーの弁償費用を請求することも無く、自分で修理をしたとのことだ。ケイトリンさんのFacebookには後日、トムさんと一緒に写った笑顔の写真が投稿されている。彼女は今回のことで最も貴重な教訓を学んだというが、「二度と自分の頭をマフラーに入れることはない」とも話している。

画像は『Truck Rice 2018年6月8日付Facebook「This gotta be the most yeeyee fukn thing I’ve seen all year」』『Kaitlyn Strom 2018年6月9日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

トム・ウォルドさんに感謝したケイトリンさん(画像は『Kaitlyn Strom 2018年6月9日付Facebook』のスクリーンショット)

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