その後に彼を苦しめたのは世間の反発ではなく「妻キム・カーダシアンとの結婚生活がどうなってしまうのか」という不安だったそうだ。

「あのインタビューから1週間ほど後だっただろうか。力が沸かなくなって、家族の何人かに電話をかけて聞いたのさ。『TMZのインタビュー内容を知ったキムは、俺のことを捨てようと考えているのか？』って。本当に（家族と）そういう会話までしていたんだ。」

今も時折不安定になるカニエについて2年前には、情報筋が『PEOPLE.com』に「生涯、この（精神的な）問題と向き合っていく必要がある」とコメント。またカニエ本人も「今も薬を服用中」と公表し、精神状態を安定させるべく努めていると明かしていた。ただし精神面で問題があるから「仕事ができない」というわけでは決してない。その証拠に彼は独特のセンスを存分に生かしデザインの世界にも参入。“自称”天才と揶揄されてきたものの、確かな商才と才能を世間に示し続けている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）