イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】ヴィクトリア・ベッカム、アイドル活動もデザイナーとしての成功も原点は「ガールパワー」

ヴィクトリアのキャリアは決して順風満帆というわけではなかったようだ。10年間で確固たる実績を築き上げてきた今、「あの当時の自分に業界に関する今の知識があったら、この世界にはおそらく挑戦しなかったでしょうね」と振り返っている。

自分が着たい服を作れば、世の女性達にも共感してもらえるはず―そんな思いと「夢や情熱を追い求めて」とそばで励ましてくれた夫デヴィッドに支えられてきたヴィクトリア。業界知識のなさは若さと情熱でカバー、デザインのプロセスやファブリックの選定など制作過程のすべてに関わるこだわりぶりでファッション業界に旋風を巻き起こした。

ファッションデザイナーとして「私のブランドを身に着けることで、女性達が自信を持ってくれたら」と“ガールパワー”を後押しするヴィクトリアだが、経営トップ陣に率先して女性を雇用したり、「Reebok」のような女性の活躍をサポートする企業とコラボするなど、実業家としても“ガールパワー”に大きな期待を抱いた采配が目立つ。

家庭では、発明家志望だという6歳になる娘ハーパーちゃんに対し「どんなことだって成し遂げられるわ、あなたは女の子だもの」と母として常々語りかけているそうだ。何足もの草鞋を履くヴィクトリアだが、いつも根底にあるのは“ガールパワー”を信じる心だという。

「私は今もなお、“ガールパワー”のドラムを叩き続けているの。これが鳴り止むことは決してないでしょうね。」

ポップシンガーから実業家へと見事な転身を遂げたヴィクトリアは、今も昔も決してブレることはない。

画像は『Victoria Beckham 2018年6月20日付Instagram「Thank you @forbes @moiraforbes @reebok and @jessc_m for today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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