海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】60代夫婦、代理出産で授かった1歳児を児童福祉スタッフに奪われる(英)

代理出産で子供を授かった夫婦は、高齢であることが原因で児童福祉サービススタッフに子供を取り上げられた。悲しみに暮れた夫婦は、今も親権を取り戻すために裁判で闘っているという。英メディア『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

英北部に暮らす63歳の女性と65歳の男性は、海外のクリニックを訪れて代理出産により子供を授かった。代理母になったのは30代のイギリス人女性で、65歳男性の精子とドナーの卵子を使い、妊娠したとされている。

この高齢者夫婦が10万ポンド(約1,500万円)以上の費用をかけて授かった子供の出生届には、生みの母親と彼女の夫の名前が記されていたが、後に実母は高齢者カップルを養親にし親権を譲渡した。

2017年から児童福祉サービスが介入し、高齢者夫婦へ育児の改善を求めていた。しかし2人は『改善などしない』と要求を拒否。そこで児童福祉サービスは夫婦の子育て状況を監視し続けたが、考慮されるべき点が増えたことから1歳になる子供を夫婦から引き離し施設へと移した。

イギリスでは、ほとんどの個人病院が40代半ばを過ぎた女性への不妊治療を行っておらず、最近は子供に恵まれないカップルが代理出産のために海外に行くケースが増えているという。今回は夫婦の年齢がこれからの子育てにおいて最大の不安要因となったようで、児童福祉サービススタッフは「子供にとって最善と思われる対応をした」と話している。

やっとの思いで授かった子を奪われた夫婦は、

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