海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】顔にタトゥーのある男性、パブの入店を禁じられ納得できず(英)

そのデザインはドクロや棺桶から這い出たワニ、神聖なハートの中に描かれた悪魔の顔など様々だ。全てのタトゥーを「自分自身を表現する方法のひとつ」と語るダリルさんは熱心に国内を行き来してタトゥーを入れ続け、これまでに3万ポンド(約450万円)を費やしたという。

「多くの人が私に寄って来て『すごいね』と言ってくれるので、会話のきっかけにもなります。確かに私は全身にタトゥーを入れていますが、あの夜はジーンズをはいて長袖シャツにジャケットも羽織っていました。もちろん靴や靴下も履いていたので、タトゥーが見えていたのは両手と顔、頭と首の部分だけなんです。どのタトゥーも不快で攻撃的なものではありません。入店できない理由がこんなふうにタトゥーを入れているからだなんて、店側のちっぽけな言い訳ですし、馬鹿げています。」

「パブの警備の仕事はハードだとは思いますよ。特に酔っ払って無秩序な振る舞いをする客の相手をしなければいけない時はね。だからタトゥーの多いスキンヘッドの私をトラブルメーカーのように思ったのかもしれません。警備員は理解のある態度を見せてくれてはいましたけど、マネージャーか経営者はもう少しポリシーを改善すべきだと思います。今は2018年であって1918年ではないのですから。それにレミントン・スパはアンチ・タトゥーの街ではありません。少なくとも7~8軒のタトゥー店がありますからね。」

過去にもこの店に来たことがあるというダリルさんは、今回の不快な出来事で金輪際この店に来ることはないと話している。「Fizzy Moon Brew House」経営者のモー・カンドーラさんは、ダリルさんの入店を拒否した件についてこのように語っている。

「どの店でもドレスコードなどのポリシーを設けていますが、当店では特にこれといったポリシーはなく、分別をわきまえた見苦しくない格好をしていれば入店を許可しています。警備員はお客様の容姿により、入店を判断しなければならないという難しい立場にあり、時にミスをします。また法律上、パブやバーは理由なく入店を禁じることも可能です。ですが、不満のある方は私にいつでもおっしゃって頂ければ、問題解決に応じるため喜んでお会いさせて頂きます。」

このニュースを知った人からは「バカバカしい。この経営者は、中身じゃなく見た目で判断しかできないんだ」「言い訳にしか過ぎない」「でもこれだけタトゥーを入れた時点でこういうことが起こるのも予測できたはずでは?」「この男性がダメならベッカムも入店できないよね」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年4月2日付「Man turned away from bar because of his facial tattoos」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

1 2