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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】瞳の色を変える手術でインスタモデル、視力の一部を失う(米)

ダメージ修復のための治療を2回受けた。しかし回復せず、マイアミにある眼科医院「Bascom Palmer Eye Institute」で診察を受けている。同医院のラニャ・ハバシュ眼科医は両目が慢性炎症を起こしていることに気付き、9月には危険なインプラントを除去。さらに11月には緑内障を治療し、視力回復のための緊急手術を行った。ハバシュ医師はナディーンさんの目についてこのように話している。

「目にシリコンを挿入することで、涙の排出路を詰まらせてしまったのです。水が流れず排出できないので、眼圧が高くなるだけでなく細菌に感染しやすくなり、視神経などが侵されてしまい取り返しのつかないことになります。彼女は一生治療を続けていかなければならないでしょう。こういうことが起こるために、目の施術はFDA(米食品医薬品局)では認可されていないのです。」

結果としてナディーンさんの目は永久的ダメージを受け、右目の80%、左目の50%の視力が失われた。さらに白内障を患い、今後は角膜移植も受けなければならないという。目は常に赤くかゆみがある状態で、瞳孔は眼内に入る光量の調整ができなくなってしまったそうだ。

「目の施術のせいで、この2年間は重いうつ病にも陥りました。施術前の両目は何の問題もなかったのに、人生が台無しになったような気分になりました。双子の妹がそんな私を支えてくれて母親のように何でもしてくれたので、とても救われました。炎症を起こしていた間、インスタの写真撮影ができずにいました。私は生計のほとんどをインスタで立てているので、その間は貯金を切り崩していました。自分のことをとても強くて勇気があって、聡明だと思っていましたが、この目の施術に関しては愚かな選択でした。私の目は90歳の老女のようになってしまいましたが、この先の治療がうまくいけばいいなと思っています。」

ナディーンさんの人生に大きな影響を与える施術をしたコロンビアのカーベラ医師は、「彼女は我々の患者だったが、個々の情報については明らかにすることができない。またその後の治療や診断結果についても私たちは何も知らない」とコメントした。

ナディーンさんは経済的余裕がない理由で、現在はこの施術をした医師への法的措置は取っていないという。インスタでフォロワーに目の施術へのリスクについて注意喚起を促しているナディーンさんだが、整形手術をやめる意思は全くないようだ。

「目のインプラント施術は、悪くはなかったのだと思います。ただ自分がそのリスクを知らず、リサーチが不十分だったと思っています。でも来月は、乳房縮小手術を受ける予定です。今年は痩せたから、その施術はどうしても受けなければなりません。」

このニュースを知った人からは「なんて愚かな女。瞳の色を変えたければ、カラコンにすればよかっただけのこと」「ソーシャルメディアを利用するのは見栄っ張りで愚か者。自分で自分を傷つけるだけ」「視力って本当に大切なのに、こんなことする人には呆れて言葉もでないわ」「目にシリコン…考えただけでリスクがわかるだろうに」「自分のことを聡明って…どこがだよ」「彼女の姿のどこにも魅力を感じられない」「なんで自分の自然な姿を愛せないんだろう」といった声があがっている。

画像は『The Sun 2018年4月12日付「‘I WAS SO NAIVE’ Instagram model left partially blind after cosmetic op to change the COLOUR of her eyes」(IMAGE: SWNS:SOUTH WEST NEWS SERVICE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

元はヘーゼル色の瞳だったナディーンさん(画像は『The Sun 2018年4月12日付「‘I WAS SO NAIVE’ Instagram model left partially blind after cosmetic op to change the COLOUR of her eyes」(IMAGE: SWNS:SOUTH WEST NEWS SERVICE)』のスクリーンショット)

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