イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-suzukoellis

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子&メーガンさん「結婚祝いの代わりにこちらに寄付を」7団体を発表

自宅からほど遠くない距離で安定した雇用を提供するなど、女性への様々なサポートを行っている。昨年、初めてこの団体を訪れたメーガンさんは『Time』誌にこの団体のことを綴っていたという。2015年に同団体を設立したスハニ・ジャロタさん(Suhani Jalota)は、寄付によりムンバイのスラム街に暮らす女性たちへの雇用機会や生理用品への提供が広がることを期待している。

■Scotty’s Little Soldiers(スコッティーズ・リトルソルジャーズ)
イギリスの軍に仕えた親を亡くした子供たちを支援する団体で、自らも戦争で夫を亡くしたニッキー・スコットさんにより設立された。ニッキーさんは昨年、バッキンガム宮殿でヘンリー王子に会った時、兵役で親を亡くした子供たちへの支援はとても重要なことと王子が考えていることを知ったそうだ。同団体では、そんな辛い経験をした子供たちに必要不可欠なサポートネットワークを提供しており、同じような境遇で親を亡くした子供たちと集まって、親の命日には何かしらのギフトを与えることで、子供たちに「あなたは1人じゃない」と心を寄り添わせた支援をしているという。

■StreetGames(ストリートゲームズ)
この団体ではスポーツを通してイギリスに住む人々や地域に、健康、安全、成功をもたらすだけでなく、若者の生活をよりポジティブなものへと変化させることで地域の活性化を図っている。大英帝国勲章(OBE)受勲者で最高責任者のジェーン・アッシュワースさんは「スポーツが人々の生活やコミュニティーをより良いものに変えることができるということが、このような形で認識されたことを光栄に思う」と話している。

■Surfers Against Sewage(サーファーズ アゲインスト スーウェイジ)
イギリスの海洋保護に努め慈善事業も展開する団体で、海やビーチ、野生動物の保護に取り組んでおり、何千人というボランティアスタッフが毎年参加しているという。最高経営責任者のヒューゴ・タッグホームさんによると、現在団体が最も力を入れていることはプラスチック汚染への取り組みだそうで、支援が広がれば“Plastic Free Coastlines(プラスチック・ゼロの海岸)”を目指すことが可能になるそうだ。

■The Wilderness Foundation UK(英国ウィルダネス基金)
傷つきやすい若者たちが自然の恩恵や喜びを味わいながら逆境に立ち向かうことができるようサポートする団体で、都会の若者に田舎での雇用を紹介したり、自然科学をより魅力的なものにするアウトドア活動を行っている。最高経営責任者のジョー・ロバーツさんは、「お2人がこの団体を選んでくださったことに感激しました。世界の人口は急激に増えていますので、自然やその資源は脅威に晒されています。私たち人間にとって、命を与えてくれたこの地球を守り続けていくことほど大切なことはないのです。私たちは自然保護の大切さを人々に伝えていく一方で、自然が持つ素晴らしい力を利用して、障がいや弱い心を持つ若者や大人の人生がより充実したものになるようにサポートしています」と語っている。

各々の慈善団体はそれぞれの目的のため日々尽力している。ヘンリー王子とメーガンさんの呼びかけは、これらの団体に絶大な効果をもたらすことだろう。なお、2011年に結婚したウィリアム王子とキャサリン妃もその時に慈善団体への寄付を呼びかけ、100万ポンド(約1億5千万円)以上の寄付金が集まったそうだ。

画像は『Kensington Palace 2018年4月9日付Twitter「Prince Harry & Ms. Meghan Markle are incredibly grateful for the goodwill」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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