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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】毒ヘビに噛まれた妊婦が死亡 「妊娠による免疫システムの変化も一因」と医師(豪)

低血圧でもあったサニータさんにとってヘビの毒はそれに追い打ちをかけるものであった。妊娠後期になると子宮はかなりの大きさ、重量になり、体内の血液量もぐんと増えて心臓への負担が増える。そのため妊娠中の女性にとってヘビの毒は大敵。妊娠していない女性に比べると、噛まれた際の致死率はぐんと高いという。

またこのニュースを報じた英メディア『Metro』は、妊娠すると免疫システムに変化が起きることに触れている。体の中に細菌やウイルスなどが侵入してきた際、それを異物と認識して拒絶反応が生じ、攻撃を始める免疫システム。しかし父親の遺伝子や染色体を受け継ぐ胎児が異物として拒絶されずに済むのは、妊娠すると母体における細胞性免疫が低下して「免疫寛容」と呼ばれる状態が続くから。妊婦さんが風邪をひきやすく治りにくいと言われるのはそのためである。

画像は『Metro 2018年2月6日付「Pregnant woman and unborn baby die ‘after being bitten by snake’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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