海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】目覚めたら窓の外 夢遊病の男性が8階窓から転落(米)

彼は事故が起きた日の就寝前に睡眠薬を飲んでいたという。スタンフォード大学医学部の2012年の研究によれば、処方箋なしで購入可能な市販の睡眠薬を服用する人に少なくとも月に2回ほど夢遊病症状が発現したという。また調査対象となった成人の約3.6%に夢遊病の傾向があり、約3分の1が子供時代を含めた人生で1回は夢遊病症状を経験していた。

さらに睡眠障害の研究者であり「睡眠法医学アソシエイツ(Sleep Forensic Associates)」のコンサルタントでもあるマーク・マフォワルド博士(Dr. Mark Mahowald)は、夢遊病についてこのように述べている。

「(睡眠時に)身体運動を遂行する脳は活動しているが、思考や行動を制御する認知システム(実行機能)を司る脳が眠っているために夢遊病が起こります。したがって罪の意識がなく、自分自身や他人を傷つけるという脅威的な行動に出てしまうこともあるのです。」

画像は『New York Post 2018年1月29日付「Sleepwalker falls out eighth-story window」(G.N.Miller)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

1 2