ジョニーがそれにマッチしたものを自身のワードローブのなかから選ぶというのがいつものプロセスで、所要時間はわずか3分とのこと。タラに主導権を握らせ、彼女のリードに従うのがジョニー流の“紳士らしさ”なのだとか。

平昌五輪の開幕以来、わかりやすい解説と息の合った掛け合い、そして「今日はどんなマッチング・ファッションを披露してくれるのか？」と米国民を楽しませてきたが、23日に行われた女子シングル2日目も視聴者の期待にきちんと応え、タラとジョニーはゴールドでマッチした衣装を見せてくれた。激しい競争を戦い抜いたスケーターたちへのリスペクトとともに、20年前の長野五輪で、わずか15歳8か月で金メダルを獲得したタラの偉業を改めて振り返る意味も込められていたようだ。

かつて“氷上の妖精”、“銀盤の貴公子”と呼ばれた天才スケーターたちがこうしてタッグを組み、再び活躍する姿を目にできるのは、フィギュアスケートファンらにとってこの上ない喜びであろう。なおタラとジョニーはこの後、閉会式のもようをレポートするという。

画像は『Tara Lipinski　2018年2月23日付Instagram「That’s a wrap on Olympic figure skating.」、2018年2月10日付Instagram「The many faces of our first day!」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）